そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

スキャンダル#1

http://www.tbs.co.jp/scandal2008/
先週見損ねた1話を再放送でやってたんで。でも2話も見損ねちゃった。まあいいいけど。
初っぱなの貴子のナレーションからなんか見る気無くしたというか‥‥(笑)こういう主婦ってどうなのよ?勝ち組のつもりってヤツか?うーん主婦の労働が1200万円分なんてあり得ない。どんなに頑張ってもせいぜい2〜300万ってとこよ?他所からお金貰うんならもうちょっと高くてもいいだろうけど、その労働には自分のことも入ってるでしょ。それに例え今であってもあの年齢で年収1200万くらいで「エリート」ってのもなぁ。都会ならちょっといい暮らしが出来る程度の普通の家庭よ?貴子のゴージャスさもあり得えない(笑)あえて言えば年収2000万越えくらいじゃないか、それ?
まあ家に写真飾ってる人って、概念としての「家族」を大事にしてる外国の人たちならともかく、核家族な日本の普通の家庭だとナルの人ってイメージしかないし‥‥オレ捻くれてるかな?でも実際結婚写真とか飾ってるお家に行ったことあるけど、やっぱりそういう感じよ?外国のお家は「家族の歴史」として飾ってる感じじゃん。大体そういうお家で育った子はそもそも「写真飾らないで」とか「キモイ」とか言わないと思うのよ。いきなりお母さんがそんなこと始めたんでなければ。
まあどうみても「SEX and the CITY」で「デスパレートな妻たち」を狙ってて、内容的にはこないだのテレ朝の「四つの嘘」的な感じだけど、全体に脚本にも演出にもスピード感とかテンポがなくって辛いわー。
そもそもこの手の海外ドラマって男性脚本家だと思うんだけど、男性だからこその客観的に突き放した感じがないと見てられないと思うんだよね。なんていうか「こいつらバカだよね」的な?でもそういう女性たちを「バカだけどそこがいい」っていうのはやっぱり男性だからだと思うんだよ。女性だと感情移入出来ないと「バカじゃないの」で済んじゃいそうだし。
井上由美子は理屈優先の男性的な脚本を書くとは思うけど、どうも説明過多というか、1話だからか満遍なく説明しすぎてて‥‥って感じなのが逆にテンポを悪くしてる気がする。まあお話の構造とも関わってくるからそう言いきるのもあれだけど。その点同じような大石静の「四つの嘘」は最初から話の主人公は詩文で固定してたから見やすかったんだなーと。「SEX and the CITY」だって主役はキャリーだしな。
話の展開で結構見られそうだけど、まあオレはいいや。なんか入り込めないし、キャストが濃くてお腹いっぱい。あとリア友で好きな人がいるから普段からもあまり言わないけど、オレ、桃井かおりってどっちかというと嫌いな方なんだよ。演技も生き方もウザくって。