そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

チーム・バチスタの栄光#3

http://www.ktv.co.jp/batista/
今回も白鳥さんがサイコーにおかしくて、ムカつきました(笑)ホントムカつくなー白鳥さん、でもそこがイイ!仲村トオル、チョーカコイイ!
今回は麻酔科医の告白でしろたんフィーチャー。ジワジワと何人かメイン回で回してくのかなー。しろたんは最近だいぶ良くなったよな。演技力というより雰囲気が良くなった気が。なんかいろいろ落ち着いた?
術死か殺人か‥‥といっても、状況的に誰か悪意を持って混乱させてる人がいるんで、殺人ってのは確定?ってことで。まあこれ医療ドラマというよりは、手術ミスかもしないという特殊な状況で人間関係や状況を見せていくドラマって感じだよな。白鳥さんのせいで何だか刑事物みたいにも見えるよ?w
話はサクサク進んで面白かった。特に白鳥さんが(苦笑)「豚が前菜、牛はメイン、鳥がデザートは当たり前でしょ」サイコーですよ、白鳥さん!野菜食えよ。
次回は鳴海先生と酒井先生かな、白鳥さんの毒吐き口撃が楽しみ〜♪
 
ところで、我慢出来なくなって原作未読分(文庫の下巻)読みました。
なんかポカーン。まさかそんなオチだとは‥‥これ、ホントに「このミス」大賞なの?だとしたら「このミス」ってまったく当てにならないなあ。この話、ミステリーでも何でもないじゃん。もうけちょんけちょんに言うよ?ドラマは犯人違うんだよねぇ、一応言わないけど。
文庫本の上下巻で読んだんだけど、ドラマはほぼ下巻の内容(白鳥が出てきてから)だし、上巻必要ないじゃん。どうりで上巻読んだだけじゃ何が何やら。
本当にミステリーですらないってのは、どうやったって読者が犯人を推理することは出来ないし、トリックがあるわけじゃないし、犯人が判ったからといって何かあるわけでもなく、逮捕されて終わりって‥‥えーっ?下巻の1/3辺りで犯人が判った時は何かあるかと思ったんだけどなぁー。
そもそもこの本、文章がえらいヘタ。状況も判らないし誰がどのセリフ言ったかも判らないうえに無駄な修飾表現多いからすっ飛ばして斜め読みたいんだけどそうすると内容が頭に入らないという‥‥
一人称で語ってるはずの主人公の田口先生の喋りすら他のキャラと区別付かないうえに、キャラが全く把握出来ん。白鳥のふざけた攻撃口調が面白オカシイだけね。内容ものまとまりもよくないから読むのがしんどかったというか何というか。
目新しいのは「チーム・バチスタ」という概念だけで、それもあれでしょ、「医龍」でバチスタって言葉が流行ったからみたいなタイミングだった気がするし。ああ、それよりはちょっとだけ早いか。
ドラマはこの原作の大枠は使ってるけど、これだけ脚色されて、キャラもドラマオリジナルくらいで、しかも犯人まで違うらしいとなったら、一体これ、「チーム・バチスタの栄光」なのかしら?と思わざるを得ないよ。まあ読んでる間は白鳥はすっかりオレの中では仲村トオルに変換されてたけど、原作では全然そんなじゃないから。ドラマ見てなかったら全く掴めなかったキャラ。田口先生もそもそも年齢も性格も違うっぽいから全くの別人といってもいいし。これなら別の話でもいいじゃんってほど別物でもないんだけどさ、こうなるとこれを原作だということの意味すら判らないよ。ううう〜む‥‥ホンットに判んねー。
まあドラマはドラマで楽しむからいいんだけど‥‥っていうか、この原作じゃあ原作を貶すとかそういう話ですらない。とうかいいなぁ、こんな原作で稼げて。こんな話、今までになかったのは確かだろうけど、巻末で諸先生方が言ってるような褒め言葉、オレだったら逆さに振っても出てこねぇよ。

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)