http://www.nhk.or.jp/drama8/nanase/index.html
来週最終回だよね、今回の展開はもう2話くらい前じゃないのかなあ。パックスなんちゃらが敵だとしてだけど。
基本的なところで何がいけないのかは何となく判るんだけど、だからといってどうしようもないというか‥‥あー、ある意味「NIGHT HEAD」て上手くやった「七瀬ふたたび」だってのは今更言うまでもないか。今回のリメイク見るとよく判ると言うか。
そう思うと、「NIGHT HEAD」で上手かったのは霧原兄弟への共感のさせ方で、今回の七瀬に欠けてるのはそこかな。本当に、見てて七瀬の苦悩に全く感情移入できないのが問題なんであって、それは七瀬のキャラがハッキリしてないからなんだよなあ。ちょっと脚本の問題なのか中の人の問題なのか測りかねるけど、脚本かなぁ。
今回七瀬が戦う決意を固めたけど、その理由もイマイチハッキリしないと言うか、能力が目覚めてからここまで七瀬って、自分が能力を持ってることで不幸になってるって思い込みすぎて、ヘンリーのこともそうだけど七瀬個人の狭量な考え方でしか判断してないから、マクロ視点がないんだよね。未知能力者全体のことを考えるとこまで行かないし、自分のことすら把握してないし。というか能力目覚めてそんなに経ってないよねえ。まだそんなにイヤな思いもしてないよねえ？（そういやそこが原作の七瀬のキャラとの一番の相違点だった）
その状態でパックスなんちゃらのやってることが正義か偽善かって、七瀬の意思で判断してないよ？TVで流れたのは藤子さんの分析であり考えでしょ。それならそれで「父の仇」でいいのになぁ。
パックスなんちゃらのやってることも大きすぎて、ラス2でいきなりそんなこと言われてもって感じ。利他的な個人は善かも知れないけど、利他的な組織は偽善、つまりは最終的には悪であると思うんだけど。オレはそう思う。番組としての見識はどうなんだ？まあそこって真面目にやろうと思うと面倒くさいのになぁ。話広げすぎ。
それに七瀬を手に入れたいのは判るけどその場合、最強と思われる七瀬のアクティブテレパスに対しての有効な対抗手段をパックスなんちゃらが持ってないとダメなんじゃないかなぁ‥‥と思う。リーダーがアクティブテレパスを無効にする能力を持ってるとか、何かよく判んないヘッドギアを開発したとかさ（苦笑）最後はやっぱり「神」になりたいじゃないとな！（そしてエディプスの恋人に続く‥‥）
どうでもいいけど、瑠璃のあれは最終回に「最初そう思ったけど、どんな七瀬でもあたしの友達よ！」になりそうな予感。まあそこまでの時間あるかなあ〜ってとこですが、ベタ展開を押しとくｗ
