そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

L change the WorLd

一体なんでデスノートのスピンアウトを金子修介監督じゃなくて中田秀夫監督がやることになったのか。スケジュール?
別に中田秀夫中田秀夫でいいんだけど、途中から何の作品見てるのかよく判らなくなった。それくらいデスノートとしてもだけど話としても意味不明、だと思う。世界変わりすぎですw
つか2009年の今思うに、中田秀夫が「ブラッディマンデイ」やればよかったのにな(笑)思いっきりそんな話だよ?
ウィルスで死んでく人たちの描写だけはベタに怖いよ。さすがというか、もう画面からして(BGMの使い方とか)いかにも中田秀夫な感じだよ。ベタなB級のホラー画面作らせたらこの人は上手いよなぁ。(一応褒めてる、けど、オレホラー好きじゃないし、むしろリングとかベタすぎて笑っちゃった方だから説得力ないな)
特に二階堂教授が死んでくとこなんか(垣谷先生!>バチスタじゃない)、オレ何見てるんだろうとちょっとボンヤリしちゃった。これ、デスノートのスピンオフじゃないよね?デスノートって犯罪者との頭脳戦のお話で、そういう設定あってこそのLだから、このLってLの意味ないよね。確かにキャッチコピーで「見たことのないL」(だったと思う)って言わなきゃいけないはずだよ。屋上のランチなんかいらないよ。子供と一緒に太陽のもとでランチなLってどんなLやねん。
まあ確かに久条=K(またKが"クジョウ"かよ)が言うように、引きこもりで頭脳労働しかしてないLに子供と逃避行は無理っていうからにはむしろそういう話ってことだけど、訪ねていった松戸教授(ROOKIESの医師が!w)とか、何やってるかよくわかんないし、タイでF(何人だ、浪岡!)が拾った子供をやたら引っ張るなーと思ったら、最後に「ニア」だとか、えーっ!ですヨ!ニアって金髪だろよ!何人でもいいけどさー。
やたら好戦的な環境保護団体のねーちゃんとか、拝金主義のテロリストとか、おまけに最後の飛行機の中のバイオテロ行為とか全く意味が判らない。巻き込まれた人たち、ワクチンあっても絶対助かってるとは思えない。誰よこんな脚本書いたのはー。B級ホラーならそれでもいいけど中途半端に死神はでるし、Lが活躍するからなんか始末に悪い感じ。松ケンも困ったろうなぁ(^_^;)
まあとにかく、どんな思惑があったのか判りませんが金子監督の「デスノート」を見てそういう物を期待した人が見たら怒ること請け合い、Lたん萌えのオレが見てもなんじゃこらな、どうにも微妙なスピンオフムービーでしたよ。そんな無理やりもうひとエピソードひねり出す必要あったのか?そういやLが23日ってデスノートに書いたのは、そういうルールだったからか。そんなの忘れてるよー。先週見た「the Last name」のLの最後の余韻が崩れてく〜!オレの中ではLは最後の23日を引きこもりで犯罪捜査しながら迎えたと思いたい。
福田麻由子は思ったより可愛くならないなあ。この映画だと演技も並レベルに見えるぞ。(別に福田が上手いと思ったことはないけどさ)