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『ここには支えを必要としている者がいる。それが出来るのは俺たちだけなんだ』
とうとう須塔兄妹までも‥‥つか、彼らの話なんだったらもうちょっと彼らの戦いの理由が「ノブレス・オブリージュ」だってことは深く突っ込んで欲しかったなあ。「私たちにしか出来ないオンリーワンの戦い」って言われてもって感じ。それに対する気持ちに突っ込んで欲しいのよ。
ていうかー、今回の話、なんかイマイチ乗れないんだよなぁ。
範人と軍平が消えてしまって手がかりも見つからない、それについて嘆き悲しんだり後先考えずに敵に突っ込んだりするって、なんか違うんじゃないかな。いや、後先考えないのは確かに走輔のやり方だけど、ああいう"感情で"ではないと思うのよ。ゴーオンジャーを1年近く見続けて来たこっちからすると。あの走輔は違わないか?かなり違和感ありあり。
走輔の行動原理は「正義のためならムチャでもやるぜ!」だけど、仲間を失ったのは確かにショックだし悲しいことだけど、だからといって今そこにいる敵に対して脅えて戦えないってのはゴーオンジャーとして、走輔の正義として違ってるような気がするよ。最初は3人でガイアークに立ち向かってたじゃん。
それなのに「ウィングスはゴーオンジャーじゃないから判んねえ」なんて、どの口でそんなこと言うんでしょ。須塔兄妹がお金持ちのノブレス・オブリージュで戦ってたとしても、走輔たちだって同じように人々を苦しめる悪を許さない、そのための力を自分たちが持っているから戦うんだっていう「ノブレス・オブリージュ」なはずだろうに。
『世界を守って戦うことが出来るのは俺と美羽にしか出来ないことだと思っていた。だがそこにお前たちがいた』という大翔がこの話のキモですよ?合体好きだから戦ってるわけじゃないですよ?(笑〜)悪と戦うことはそれぞれの考えでやってることだけど、仲間がいるから心強いって話でしょ。その仲間が消えて自分も消えるかもしれないのが怖いって、一体なんですかい。
何だかスッキリしないなあと思ったら今回の脚本は古怒田さん。こういう展開なのは古怒田さんだけが悪いってワケじゃないと思うけど、それならもっとノブレス・オブリージュで話をまとめて下さいよ。クライマックスが近くて仲間がだんだん消えていく展開にしても、もうちょっとなんかねぇ。そういやハリケンジャーもこんなクライマックスだったような。最後、最初の3人に戻るんだよな。それで初心に戻るとかそういう話じゃないかい?
ヨゴシマクリタイン閣下が正義解散するたびに腹が減ったっていって帰っちゃうのはちょっとオカシかった。そしてそんな横暴な総裏のやり方に、キタネイダスとケガレシアはさっさと不信任決議案をだして閣下を総辞職させて下さい。
大翔と美羽の捨て身の作戦は手がかりになるのか、来週までハラハラするよ〜
そういや徳山さんが懐かしの‥‥と思ったのはここだよな。地獄兄弟思い出の場所、つかカブトとガタックとキックの三人で乃木ワームにライダーキックをお見舞いしたところ!
予告。来週は3人だけかー‥‥みんな早く戻ってこーい