http://www.nhk.or.jp/drama8/qed/
先週の第3話を見損ねちゃったーと思ってたんだけど、1/31、2/1と夕方に再放送をやるようです。ありがとうNHK!
てことで、3話めを飛ばしてますが、4話目にして燈馬くんが日本にやって来たワケが明らかになりました。やっぱりある意味自分探しだったようです。そしてどうやら自分探しを楽しんでるようです。それは可奈のおかげじゃね?
ロキと出会った頃の燈馬、いくら何でも「boy」はないんじゃねと思ったらホントにboyだったとは。12歳って(笑)(いや確かに「子供」に見えたけどさ)
今回の話ではゴッホとゴーギャンになぞらえた二人の天才の話ってことになってるけど、これはお話の"形"の問題で、特に深い意味があるわけじゃないよな。愛だの恋だのだけじゃなく人は自分を理解してくれる人間を欲するものなんだろうけど、ロキはそれを燈馬に求めた、でも燈馬はそうじゃなかったってだけで。
ロキは誰かに自分を判って欲しいと思うばかりで、誰かが自分を判ろうとしていることには興味がなかった。ロキの研究を誰も判らないのはロキが判って欲しいと思って講義していないからで、ロキは自分を判ることが出来るのは自分と同じ天才だけであって、普通の人には無理だと思ってたってことだけどさ。だからすぐそばにいてもエバの気持ちに気がつかなかったんだよな。
論文の事件はキッカケだけど、燈馬はロキとは逆に自分を探すためにMITを離れたんだよね。
大学にいたら結局周りが燈馬に求めるのは燈馬自身ではなくて燈馬の頭と研究でしかないんだし、ロキだって燈馬がロキのことを理解出来る天才じゃなければ興味を持たなかったハズだし。
燈馬自身も今までは数学とだけ向き合っていればよかったけど、論文の価値がイコール自分の価値だっていう状況から、思うところあってそうじゃないところでその自分を変えたいと思って日本に戻ってきたらたまたま可奈みたいな燈馬を天才扱いしない子がいて、ごく普通の高校生らしい生活を送ってみたら楽しかった。それが今の燈馬が探していたものってことなのかな。具体的に何を求めているのかはまだ判らないけど、それを探すことが出来るということが、今の燈馬にとって必要なことなんだと思うんだよね。世の中にはやってみなきゃ判らないことなんかたくさんあるんだから。
そして今更ながらに1話のスカイダイビングがそういう意味だったのかってのは上手いと思ったなあ。たしか可奈パパが「飛ぶ必要はなかった」(ウロ)って言ってたけど、その理由は燈馬が変わりたかったからってのは、納得。
研究室で、自分と向き合ってても答えの出る数学と違って、人と人が出会うことでいろんな答えが出せることが、燈馬にとって(可奈にとっても)きっと面白いことなんだと思う。可奈は最初からそういうことが判ってる子だし。
そう考えると誰かに理解して欲しいロキと愛情からそのロキを理解しようとするエバとはまた違って、燈馬と可奈はまだどうなるか判らないから楽しいんだと思うな。
そして燈馬くんは絵の才能もあると思いますよ。何事もやってみなきゃ判んないね。
そういやエバのサヘル・ローズは今回がドラマデビューらしくて、それで先週の土曜スタジオパークでも取り上げられてたけど、人と人との繋がりって判らないものだなぁと思わされた。この人というか義理母との関係ね。まさに事実は小説よりなんとやら。
お正月にCSでやってたガンダム一挙放送でも番組ナビゲーターでマチルダさんのコスプレで出てて、仕事じゃなくホントにガンダムが好きらしいんだけど、戦争体験してても(一応)戦争物のガンダムを好きだというのも変な人だなあと思ってたんだけどさ。もちろんだからこそガンダムを面白いというのは判るけど。