そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

白い春#8

http://ktv.jp/haru/index.html
春男と康史がリンゴの皮むき対決をするだけの話じゃった。(って言い切るのもどうかと思うが)あ、あとはさちと春男が絶交したり許してもらったりか。
康史は、春男がさちのために真っ当な生活を手に入れたいと思ってるのが判ってるから、春男の更生に力を貸してくれてるんだし、春男の方だってそれは判ってる上でのあの物言いなんだろうけど、あの2人の間にそういう信頼関係を作ってるのはサチに幸せになって欲しいという思いゆえってことで、先週と同じく違うネタで同じ気持ちをちょっとだけ確実なものにしてみましたって感じの今回。
話は大して進まなくても強面男2人の妙にカワイらしい対決っぷりと、何だか和む展開で見終わってえらい満足感がありますよ。ああホノボノ。
春男はやればいいんだろう的な大ざっぱな仕事っぷりで康史の仕事に対するプライドをバカにしてたのに、さっちゃんが「そういうお父さんカッコいいよね」といえば素直に認めるとか、「真っ当に仕事をして生きる」というのはどういうことかをちゃんと知る話でもあったよね。そうやってさっちゃんを育ててきた康史のこの8年間の意味をやっと理解したってとこでしょうか。そういやそれって、栞がちゃんとした仕事で企業したいって言ってることと同じというか、金を稼げればいいって話じゃないってことを春男もやっと判ってきたってことか。
春男が栞と勇樹のことは関係ないといいながらも前回よりちょっとだけ気にはかけてるとか、康史が春男に残業頼んだり一緒に乾杯してみたりさちの話をしてみたり、栞には自分がいるからといいつつ自分じゃどうにもならない相手に対して春男に助けを求める勇樹とか、さちのことや康史の気持ちを考えて土下座して我慢をする春男といい、いろいろちょっとずつ進展はしてるよね。
まああのヤクザさんたちが春男のことを知っててよかったのかどうかはともかく、兄貴分がツダカンじゃ、あとあとロクなことにならない予感。というか間違いなくなるに決まってる。
そういうドラマじゃないけど、あんなヤクザと関わった日にゃあ一晩のおもちゃですむはずもないだろうし、春男の土下座ですんだわけじゃないってのは勇樹は判ってるんだろか?今回流したから来週かな。結局春男はヤクザと関わっちゃうのかなあ。それにしてもここでツダカンって、あとは神保さんと山口さんが出れば完璧(何がw)
あーでもこのままホノボノと終わるはずないと思ってたらさちが病気って‥‥真理子さんの病気って遺伝かよ。いい感じに立ち直ってるところからお話として落とされるのはなんか悲しいからやめてーっていいたいけど、なんかそんな予感がしなくもないよ。春男が立ち直って終りじゃ、ドラマとして芸がないよな。
栞のことといいさちの病気のことといい、あのヤクザに関わられ手術費用のためにまた危ない仕事を引き受けて最後は刑務所に戻るとかありそうな‥‥結局春男の生きる道はさちのためって話になりそうな気がしなくもないけど、築いてきた人間関係は無駄じゃないよな。そこに救いがあればというか、春男がちゃんと気がついてればいいんだけど。「白い春」って春は春男の春だろうけど、どういう意味なんだろか。白い=ピュア?w
それにしてもさっちゃんのKYさ、愛くるしい自己中心さってって、まさに魔性の女って気がする。先がそら恐ろしいなあw