http://www.tbs.co.jp/mr-brain/
なーんか根本的にこのドラマのストーリーってどうでもいいなぁ。見ても見なくてもなんかどうでもよくなってきた。‥‥ゲストが良いんで見ますけどね。（むしろ亀より小市）
日向教授を殺したのは千原先生（小市慢太郎）だって話は、あれだけ透明人間だなんだって騒いだ割にはどうでもよくって、和久井先生（亀梨）と婚約者の後藤先生（相武）の話がメインって、なんかすごく騙されてる気分。
ああ一応、和久井先生が透明人間すぎてボロが出たってオチはいいと思います。ただ木村くんはしゃべるセリフに説得力なくて、解説として全く頭に入ってこないのが難点ですが。
というかさ、千原先生が教授を殺す理由はともかく、和久井先生が後藤先生を殺す理由が全く理解出来ません。
後藤先生は「千原先生が裏金を貰ってるらしい」ことを警察に言おうとしただけであって、それを和久井先生は勝手に自分が追求されたら困ると思い込んで婚約者を殺そうとしたんだよ？
普通はさ、心情として千原先生でなく和久井先生が貰ってたって話なら後藤先生もあえて警察に言おうとは思わないと思うんだよ。でもそもそも裏金の話と殺人って関係ないじゃん。そりゃそういう恨みのある人物が容疑者になるかもってのはあっても絶対じゃないわけだし。だからそれを勝手に関係あることにしちゃったのは和久井先生の早とちりであってさ。しかもそんなワケワカラン理由で婚約者を殺して口止めしようとした人間が、記憶を取り戻して欲しいと介護する‥‥って、単に事故でってんならそうだけど、記憶を取り戻して一番困るのは、しかも殺人未遂に問われるのは和久井先生なんですけど。教授殺人事件全く関係なく、和久井先生単独で殺人未遂事件なんですけど。判ってんでしょうか、あの人は。アタマワルイなー。大体一体裏金貰わなきゃ続けられないような研究って何？そこんとこモヤッとさせてたけど。
まったくもー、脳科学がどうこうという以前に、警察ドラマの動機として話にならん。
唯一、船木さん込みの九十九と和音のしりとりシーンだけが面白かったけど、あれは船木さんというか平泉さんのキャラ勝ちのような気がするですよ。
そしてヒロたんはといえば、もーリンダ君のキャラがウゼーことこの上なくて、ヒロたんのオーバーリアクションの下手な演技が相乗効果になってて目も当てられん。今回特に酷かったなー。いいけどリンダ君って28って設定なの？アリエネー、あんな新人刑事。あんなキャラにしか扱ってくれないあそこのスタッフもまあ彼のことはどうでもいいと思ってんだろうけど、それをちゃんとしたキャラに役作り出来ないキャリア4年目の人気俳優水嶋ヒロってのは、オレには相当厳しいです。彼はあの役を真面目にやってるんだよねえ？3話目でこれ、しかもドラマとして気を抜いてる仕事ってワケじゃないのにこれって、やっぱ俳優としてはダメかも。キャラとして可愛げもないのがどうにもなぁ‥‥だって想像するに、たぶん同じキャラを亀梨がやったら可愛いと思うもん。リンダ君は亀梨がやればよかったのに。でもってヒロたんは、ゲストの凶悪殺人鬼とかやって欲しかったかも。
現状メインのメンツだと香川さんだけしかマトモに見られない‥‥今回平泉さんがいたからちょっとだけ心安らかに見られたけど。どうせなら哲太も毎回もっと出してくれ。ああ本当にこんな学芸会レベルの演技をお金掛かったいい映像で見せられると泣けてくる。ちゃんとやってる香川さんが気の毒って感じだけど、きっと彼はあんまりダメージないだろな。ネズミと丹原さんはカワイかった。むしろリンダ君にもこういう可愛げが欲しい。空気読まないってのは可愛げでもないし愛されキャラの属性でもないと思う。うん。←たぶん根本的にヒロたんが「ドジだけど愛されキャラ」というものを理解してないんだと思われ。
次回ゲストはタケるんだけど、あの感じだとヒロたん、絶対タケるんに食われる気がする‥‥
そしてウチの相方が捜査会議でリンダ君を叱り飛ばしてた警察上司が鳴滝の奥田達士さんだって気がつきやがった。いわれて見れば確かにあの声は鳴滝だ。（顔もな）何で判ったんだ。（顔で判別がつかないオレ）あ、でも殺された教授が大河内教授@白い巨塔なのは気がついた。白衣着てたからか？
あと今回演出がROOKIESの平川さんだったんだけど、1〜2話の福澤監督よりは配慮があるね。
