そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

MR.BRAIN #8(終)

http://www.tbs.co.jp/mr-brain/
忘れないうちに言っとくぜ。リンダ君、最後に見せ場あって良かったねー。ヒロたんの「渾身の演技」ってのを久しぶりに見ましたよ。ちょっとカワイかったね。(このネタアッサリ終了) *1
そういやブランチも見たけど、なんか相変わらずヒロたんはたどたどしかった。トーク、上手くならねーなあ。上手くというか、宣伝で来てるのに自分目線でしか作品のことを喋れないってのはちょっと‥‥疲れてんのか?散漫な感じよ?えーと内容あんまり覚えてないからあとで追記しますよ。(今見返したら相方にまーた何か言われそうなので‥‥w)
 
さて、前回までのあらすじ説明も入れてくれないこの不親切な作りのドラマの最終回ですが (そういう問題以前に本当にもう演出ヘタすぎ) 、案の定途中までオレはまったく話が判りませんでした。これって、何がどうなった話なんだっけ?川瀬副長官を狙撃することと、尾崎議員を誘拐することと裁判官の津田を誘拐することがお話的に何が何だか判りません。
事件自体は17年前のDNA鑑定のミスから端を発した逆恨み犯行だった‥‥って、えーとこういうネタ、まったくそのまんま使ってもいいんでしょうか?ちょっとは脚本家自ら考えてみたらどうかなぁって思うんだけど、そこにそのまま使える素材があるんだから事件そのものの概要をまるっと頂いちゃいましょうって、許されるんでしょうか? *2
でもってそれより罪は軽いけど、爆破予告をしておきながら実はターゲットを誘拐するのが目的だった‥‥ってのは、こないだのBOSSの最終回とまるっと被るんですが。野立さんはどこかしらん、なんか合図送ってくれてるんでしょ?w
あとあのホールはブラマンでウィルスパニックだったショッピングモールだよなー。同じ枠のドラマなんだからもうちょっと違うロケ地を‥‥
そして何度も言うようだけど、科警研は事件の捜査をするところじゃないし、九十九のやってることって大体からして殆どが脳科学じゃなくて、心理学だよね?事件の推理から引っかけから、便宜上九十九が主人公として動くための話の筋道に関わることってさ。脚本家が心理学と脳科学ごっちゃにしてない?錯覚や思い込みを利用したり脳の機能に関することは脳科学だけど、犯人の行動を予測したりダミーで携帯鳴らしたりあめ玉をすり替えたりするのは心理学の応用じゃないかなあ。まあいいんですけど。このドラマでそんなこと言っても始まらんから。
この話でドラマとして納得出来るネタって、冤罪犯人の北里が白血病で、たまたま型が一致した尾崎議員の息子の骨髄移植をすることで、冤罪を被って黙らせた、そのせいで北里の両親が自殺したことを恨んでの犯行(でいいんだっけ?)ってことくらいですが。なんか余分なものがつきすぎてワケワカラン。それを感情の流れとしてストーリーにして人情話で見せるんじゃなく、トリックだらけの困惑ストーリーにするから意味不明なお話になるんだと思うんですが‥‥まったくもうキャストがもったいなさすぎる。
結局よく判んないんだけど、”このドラマとしての”一番の黒幕は海老蔵さんってことですか?エビゾーっつか武井。武井は北里を操って、議員や副長官をどうしたかったんでしょ。結局続くってこと?つかこのドラマ、映画になるんじゃなかったっけ?その話はどこいったの?やるならセット壊さないうちにやった方が良いんでは?キャストも最初から映画分入れてスケジュール押さえてるんだと思ったけどー?違うの?それだと結局九十九vs武井って話か?
まあとにかくこのドラマでよかったのは香川さんくらいだなあ。あ、トータスは以外と良かったかな、ポジション的には九十九と対立する役だったし。ヒロたんファン的には使ってくれてありがとうともあんまり言えないなあ。今更ヒロたんがやる役ではないし、役的にも別においしくもなかったし。こんなドラマに出るくらいならもっと実がある仕事をしてくれた方がいいんだけど、ヒロたんとしては仕事内容以外ではたぶん大満足なんだろうなあ。あーあ。

*1:マネ日記の様子から、あれだけの出番しかないとは思わんかったが、一体ヒロたんはどうして忙しいの?

*2:言わずもがなの足利事件。冤罪で無罪判決でたのって本当についこの間なんですけど。