http://www.tbs.co.jp/kanryou09/
うーん、結局ドラマとしてはよく判んなかったなあ。「駆け足戦後ニッポンの歴史」なキャラクターショーか？
途中からネタ自体にはあんまり突っ込まないで登場人物のやり取りの方に比重をおいてたから、何やってんのかよく判んないんだよなあ。最初の方みたいに時代ネタをキチンとやって、そこで各人がどう動いていくかっていう考え方の対立で見せてくれないとなぁ。バカなのスタッフ？
人間関係的には昔の敵は今日の仲間、かつての部下は今の障害、志高かった人も長いものに巻かれて世俗にまみれ‥‥な栄枯盛衰なんだろうけど、そこだけ見せられてもって感じですよ。
まあTBSのこの枠は相性悪いから特に期待もしなかったけど、作り手が何をやりたいのかがハッキリしないものって、どう見ていいんか判んないんだよなー。団塊世代のノスタルジーにだけ訴えかけてもしょうがないだろうに。面白いドラマを作りたいって意思はあるのかなぁ？沖縄返還で終わりってのも中途半端だしさ。というか、ナレーションで語られても。
今の世の中であえてこれやるんなら、官僚の優秀さを描いて持ち上げるでも良いのに。というか、官僚対政治家で国家国益に対する志ある考え方を見せて、今の世の政治のダメっぷりを暴くくらいでも良いんじゃないかと思うんだがｗ
原作は知らないけど、ドラマはホントによくわかりませんでした。なんかもったいないなあ。
