http://wwwz.fujitv.co.jp/tokyo-dogs/index.html
ローテーション的にはそろそろかなと思ってたけど、確認するまでもなく見るからにこのテンポは成田岳の演出。
というか、成田さんじゃないと最低限の面白さが確保出来ないんじゃマズイと思うんだが‥‥脚本的にはますます中途半端なことになってる気がするし、このドラマは既定値としてどの程度の笑いを想定してて、ドラマとしてどこに落としたいのかなあ？
コメディ‥‥じゃないよな明らかに。これは普通の（話としては普通よりダメだけど）刑事物にコント的な小ネタが入ってる状態です。でもそれも相当積極的に笑うつもりがなければほぼスルーよ？だってコメディって笑いたい人が見るものであって、そう思ってない人が見ても可笑しく感じないと思うのよ。
ということで、全体に上手く咬みあってないというより何だかドラマのテイストにネタが馴染んでないなあ。何を狙いたいかは判ってるんだけど、このネタにこの展開じゃ無理かも。何がダメなのかは、ああ〜喉元辺りまで判りかかってるのに！とにかくこの番組じゃ絶対そこには到達出来ねー（ ´∋｀）何が悪いのかなあ？キャスト連中の妙な重さ？や、33分探偵は重くてもちゃんと回ってた‥‥ってことはキャラの人数多すぎなのと目指すところが間違ってるのかなあ？それとも恋愛要素がいらないのかも？ｗ
その上でまたまた事件も散漫というか、今回の事件、つかお話で何が一番間違ってたかっていうと、タレント志望の玲子ちゃんがまったく女子高生に見えないってことだと思うんだ。断言！
一体全体彼女をキャスティングした人は何を考えてたんでしょう？今どきの女子高生がちょっとしたお出かけでメイクをするのは当然でも、そのメイクをした状態がOLにしか見えないほど老けてるって、絶対的に間違いです。何でリアル女子高生女優を連れてこられなかったの？謎すぎダメすぎ。今週の一番ダメダメ。 *1
そして麻薬繋がりとはいえ単独のゲスト事件自体には絡みがない神野の事件を追ってるせいで、視聴者的にも奏とマルオが追っかけてるのがどっちの事件なのか判りにくいし、事件自体も薄っぺらくなってまったく逆効果。
結局事務所はヤク絡みだか売春斡旋だかよく判らないけど、お話の展開がもうすでにそうなんですって前提なので事件を解決する楽しみがまったくない上に、あまりに理由も根拠もなくそういう結果でしたってのはドラマとしてはあまりに面白くなさすぎですよ？判ってやってんの？だったらもっとコメディ部分を増やして誤魔化さないといけないはずよ？あまりにもどっちつかずすぎ。コメディコントをやりたいのなら、それ自体でも成り立つくらい力入れて下さいよ。
一応キャラ話がちょっと掘り下がったのと、小ネタはそれなりに面白かった‥‥ってくらいかなー。でも5話まできても奏とマルオの掛け合いは1＋1＝2以上にはなってないし、ちょこっとだけあった益子と鈴江さんの掛け合いも微妙。あれ、噛み合わなさを笑うところじゃないよね？どっちにしても志賀さんとミッキーでも噛み合わないとは‥‥ (￣д￣;;）
あと奏のお母さんからの電話は、奏があまりにも重要な電話のように受け取るんで知り合いじゃなくても周囲の人間の方が心配して気を使ってしまう‥‥っていうギャグだったのね。やっとわかった（^_^;）
ちょっと笑ったとこもあったはずだけど思い出せないからいいや〜
ヒロたんは今回はよかったような気がする。だいぶ空気が読めてきたもよう。というか、軽薄キャラでやっと定着してきたよ（笑）
そういや東京DOGS関連の雑誌記事もいろいろレビューしときたいんだけど、なんかいろいろ余裕がねえ。一応買うべきものは買ってますが。
追記。
そういや大事なことを思い出した！ヒロたんがあまりにも音痴だったってことだ！（笑）思わず画面に向かって「えー‥‥ええーっ？」と言いながらリピートしちゃったよ！（笑）
