そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

アンタッチャブル#4

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今回は面白かったな。話がどうこうというより内容がわかりやすかったからかも?このドラマって毎回の事件ってのは結局大筋のためのネタ見せだからってことかなあ。毎回の事件が面白いにこしたことはないけどさ。
そういうとこで今回は監禁立てこもり事件云々よりそれが示す意味ってことで、全体が読み解きやすかったというかね。
どうもやっぱりこの分だと名無しの権兵衛は遼子の兄ちゃんってことになりそうだけど、そんなストレートでいいのかなーって気はしなくもないんだが、それは遼子がアンタッチャブル編集部にいるってことは織り込み済みなのかなーってのがあるんでそう思うだけかなー?遼子が杉の子育英会奨学金制度使ってたってことは無関係なの?でも裏に関してシロに見える鷹藤もそうなら、必ず闇社会と関わりがあるとも思えないし。引っかけ?鷹藤も杉の子奨学金ってのはなんか意味あるのかな?
遠山は闇社会を本気で暴きたいみたいだけど、国民TVのスポンサーが永倉ホールディングスってことは(あのCMは絶妙だなあw)国民ジャーナルもそうだろうし、今回のことで取材を止めるんなら最初からやらせてはないよねー?つか、遠山が副編になったのって、それを追求させないためのエサというか、結果裏取り引きあったんじゃないかと思うんだが。いうなりにこのまま国民ジャーナルは闇社会追求から手を引くのかなー?て、そう考えると永倉ホールディングスは一流誌の国民ジャーナルと三流誌のアンタッチャブル両方を裏で操ってるってことになるよな。常にマッチポンプ
でもって、永倉会長が電話してたのは兄ちゃんと城之内、どっちかな。城之内は、そもそもアンタッチャブル編集部は永倉の直轄なんだから身内スパイがいる必要性はないんだけど。まー、視聴者から見て見るからに怪しい行動してるってのと、それを知ってるのが今んとこ鷹藤だけってのがちょっと緊迫感があるというか。
兄ちゃんが怪しそうなのは名無しの権兵衛を知ってるらしき今回の立てこもり犯が遼子のフルネーム聞いて顔色変えたのと、最後に「約束が違う」って言ってたってのはあるんだけど、部下の片山はどの程度知ってるのか?遼子のいう通り菅原が自殺したとは考えにくいし、そうだとすれば片山はえらい演技派だなー。まあ約束云々ってのも洸至にじゃなくて菅原が認識する”彼ら”に対してってこともありえるけどさ。まー事件の決着は薬中の思想犯のやったことで収まるだろうけど、菅原のいったことが本当なら彼には家族がいたわけで、あれだけたぶん全国的に報道された事件の家族としてどうしたんでしょ。虹色の慈善団体が何とかしてくれたのかなあ。組織としては相当大掛かりだけど、そろそろ永倉会長というか彼らの目的とか明かされないのかな。単に闇社会を操ってて、探りを入れられたくない‥‥ってだけの話じゃないよね?たぶんずっとこんなことは続いてたんだろうから、ドラマとして現状を切り取る以上、なんか大きい話があるんだよね?
面白いと思ったら今回は下山さんの演出かー。なんか最近どうも演出の能力として複雑で判りにくい話(脚本)をいかにスッキリ判りやすく見せられるか?ってのが重要だなあって気がする。ポイントを絞るって大切だよね。