そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

おのれ白倉〜〜!w

実は中途半端に終わっているのではなく、第一話に戻って終わっているだけなんです。告知を抜きにしてもらえば、円環構造を持ったシリーズとして完結しているんです。

このインタ自体、映画公開前だからか相当後半は煙に巻いてるんですがw
でも映画見れば言ってることの意味判るよ。それを納得できるかどうかは別として。オレは映画見てこの言い分を納得できない人は逆にアホだと思うよ。そういうのもアリだと思うし、その役割はたぶん果たしたと思うし。まあ白倉さんの思うままに‥‥ってことだけど。
すべての平成ライダーのラスボスは白倉さんです(笑)
以下、ネタバレに触れるかも知れんので気になる人はスルーで。
 
 
「ディケイド」という 「物語」「番組」とは何だったのか?
映画劇中で相当ぶっちゃけて言ってるから、これはもう納得。最初からある程度確信犯でやってたことだとしか‥‥
「ディケイド」という番組の終わり方としてもっとマシというか妥当なのは、「士たちの旅はまだ続く」なんだけど、1話冒頭でライダー大戦をやってる以上、そこに戻らなきゃいけない構造になってるというのは、そういう話なんだったら当然かーってのは判る。でも意味は同じね。
それを無理やり「旅は続く」にしたのが映画な。
というか、どう見てもあの映画はTVから続いてないし、むしろTVの最終回辺りの何かを落としたとしか‥‥そういやまーくんのオールアップの海ロケ、結局なかった気がするけど‥‥?
映画は映画で妥当な最終回にするための無理やりな構成ってことかと。
でもやっぱり會川昇が降りなきゃ、円環構造だろうが旅はまだ続くだろうが、もうちょっとマシになってたとは思うんだが、それだけが重ね重ね残念でなりません。たとえこういう構造のTVシリーズだったとしても。
おそらくライダー大戦に戻って、更に旅は続く‥‥までをTVでやってくれればオチとしては一番正しかったのかもね。というかそうすれば映画いらないって話なんだけどw
ネタバレになるから言わないけど、劇中で「ディケイド」という番組(物語‥‥といわないのはネタバレだから)の意義をちゃんと語ってはいるんで、それを納得出来るかどうかは見た人次第、オレはそれはそれで納得できるけど、単にそれを見せるためにしても話の内容が‥‥ってことが不満なんだから、そこは白倉さんには判って欲しいなぁと思うよ。
こういうやり方を問題視してるわけじゃなく、あくまでも内容として面白い、納得出来る物を見せて欲しかったってことで、問題なのは白倉さんはそれを内部事情から放り投げたってことなんだよ。
円環構造にしても、そこに至るまでにちゃんと番組としての構造を理解させて、物語としての落とし所を見せることは出来るんだから、その「解」が得られなかったからみんなあの最終回にエーッと思ったってことは知ってて欲しいよ。今後の創作物に関しても。
物語性と番組システムは本来ちゃんと両立するんだから、白倉さんが考えなしなことやるから両立してないだけだと思うよ? ←声を大にして言いたいw