そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

リアル・クローズ〜#11(終)

http://ktv.jp/real-clothes/index.html
終わってみたら結構面白かったなあ。ちゃんと「洋服とそれを取り巻く人々の話」になってるって意味では、見た目じゃなく正しく「プラダを着た悪魔」だし。(原作がどうかは知りませんが)あれもスポ根物だったけど、やっぱりアパレルって体育会系だよな(笑)
そう考えると最初何が間違ってたかというと、本当は洋服に振り回される人間たちの話なのに、判りやすく主人公に感情移入させるためか普通の会社勤めのOLの仕事にになぞらえた展開が無理やりだったのかな。そりゃ恋とかも必要だけど、恋か仕事かで仕事を取ったとこから話が始まってるじゃん。もちろん絹恵が美姫様に引き立てられたのはもともと絹恵が布団売り場のエースだったからだし、そういう意味では素人じゃないし、それは最後のデパ地下からやってきた新人さん(谷村美月)も同じなんだけど、仕事による自己実現というよりはもうちょっと洋服ありきなんだよな。似合う洋服を着ることでなりたい理想の自分に近づくことlができるんだけど、見た目だけじゃなくて中身をそれにあわせていく、そして人生さえも自分のイメージでコントロールできれば素敵じゃない?って感じかな。
その辺、9話は美姫様の生きざまの話で、先週の10話は感想書くヒマなかったけど、仕事をするのは誰かのためじゃなくて自分のためって話で、今回は販売の仕事は確かに体育会系だけど、勝つか負けるかの話じゃなくお客様ありきの話、つまり洋服に関わる人は売り手も買い手も洋服が好き、たかが洋服されど洋服って話でいいんじゃないかと(笑)きれいにまとまってはいたよな。
絹恵がひとり空回りしてもあまり険悪にならなかったのはそれこそ今まで絹恵がちゃんと仕事を頑張ってきたのを売り場のみんなやスタッフが知ってるからだし・・・ってことで、案外サクッと解決しちゃってるし。でもさすがに深夜営業のデパートはどうかと思うけどな。デパートはコンビニやスーパーじゃないんだから、せいぜい9時くらいまで開いてたら便利だよねってくらいじゃね?そこら辺具体的には描写されなかった気がするけどw
あ、秘書二人への美姫様の処遇はやっぱりプラ悪の極悪編集長みたいだしさ(笑)絹恵じゃなくあっちか。
香里奈はなんでか最期まで小ダサかったけど、それが妙に天野絹恵としては説得力あったからいいか(笑)最初の頃の妙にガーリーな格好よりは後の方の年相応のカジュアルスタイルの方が似合ってるとは思うけど。美姫様のスタイリングも最初どうしてあんなオバサン臭かったのかしらん。役作りの問題?そういや加藤夏希は久々キレイな役だったなあ。目の保養v
 
ラストサムライ見ながらこれ書いてたら、どうも来年1/15の金曜ロードショーはその「プラダを着た悪魔」らしいですよ。スゲー面白いファッションスポ根映画なのでオススメです。