そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

まっすぐな男#2

http://ktv.jp/man/
今回は健一郎の真っ直ぐさが上手く回って、ちゃんと人の為になった‥‥って話。
意図的なお仕事の方も、意図的じゃない鳴海の元彼・国枝(また浪岡だよ!w)の話にしても。
それにしても笑ったのは大麻のくだりだなー(笑)押し入れの大麻を知らずベランダに→発見って、意外とあいうことあるのかも?いやあれはたしかに恨むだろうけど、悪気があったわけじゃないし、国枝が刑務所に入ってた理由にしても殺人や強盗じゃなく大麻栽培ってのは話的にはいいチョイスかなあ。しかも話のオチが、田舎のお父さんの「昔から植物を育てるのがうまかったからなあ」ってのは、笑ったけどドラマとして良かったかな。悲劇と喜劇は紙一重*1
なんとなく全体に話がどう転ぶのか分からないってこと含めて展開的にテンポがゆったりめってのは良くも悪くもというか、結婚男とか白い春みたいな寡黙な主人公の話だから展開をじっくり描くっていうのは待てるんだけど、熱血で騒々しくて物事をちゃんと回せる主人公なのに展開がゆっくりめだっていうのはやっぱりちょっとばかりイライラするんだけどなあ。
あと鳴海がああいう性格のキャラだっていうのが、そのうち改心するんだろうにしてもやっぱりあまりにも心なく酷い女だと思うし(-_-;)実際相当酷いと思うよ?矢部もだけど。ああいう人種が違う人たちとはご一緒したくないですよ。
心ないっていうと、どうも貫地谷って本人がちょっと心ない感じなので、吉乃もちょっと腹黒そうというか、健一郎が好きなんだったらなんでズバッと健一郎に告白しないんだろうと不思議でしょうがないです。なんかカマトト(死語)ぶってる感じが、ちょい不愉快。むしろあんな吉乃が好きな熊沢が気の毒に思える。
やっぱりキャラが多いせいか見なきゃいけないところが多くて、テンポがスローな割に疲れるというか散漫な感じなんだよなあ。
脚本として、エピソードをあったこととして描いてセリフや状況で上手く説明して、しかも説明的に見えないようにするってのは、結構な結構高等テクニック使ってると思うけど。そういうとこの端折りかたは上手いよなー。で、端折ってテンポアップしてるはずなのに、なんだかあんまりドラマの中身がないように感じるんだよ。なんでだろう。それともこれからなのかなあ、いつもの感じだと。

*1:オレはやっぱり法に触れる事だというのはともかくとしても、大麻栽培と強盗傷害事件を同列にはあまり考えたくないです。人間性の問題としてさ。