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夏生（中村蒼）のエンジニアのお父さんが早期退職勧告で転職、たまたまライフパートナーズ社にやって来て真々子が担当になったーって話。
いつも通りわかりやすく中高年の転職の難しさを面白く解説してくれて、更には年功序列の意味まで教えてくれました。毎回ソツなく面白いなあ。
終身雇用は賃金保障だよな、で、年功序列は仕事に対してのやる気保証ってことやね。でも右肩上がり社会ならいいけど、もうすでにそういう感じじゃないし、団塊世代が夢見てた未来はないよなぁ。
その辺の現状分析はいつも通りだったけど、夏生のお父さんというか中年転職ってことで、彼らの人生もかいま見ることが出来たエエ話だった。
父親に反撥する夏生の気持ちも判りやすかったし、子供の頃に作ってもらってたプラモデルが直接役に立つってことじゃなくて、お父さんにはその頃の物作りに対する姿勢を思い出させたってことと、仕事人間で家庭のことなんかまったく見てなかったって非難する夏生にも、そうじゃなかったよねってことを思い出させるってことで過去を見つつ、転職するに当たって必要なものは過去ではないってのもよかったし。
お父さんと同期の営業部長の友情もよかった。部署が違っててちょっとホッとしたｗ（同じ部署なら余計にお父さん気の毒だしな）「手に職」は以外と潰し効かないよね。特にエンジニアなんて日進月歩だし。
そういや父と子の話だったからってことでお父さんリストラなのにお母さんの話がまったく出てこなくてちょっと不安になったけど、最後に出てきてホッとしたよｗ
