そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ブラッディ・マンデイ-シーズン2- #5

http://www.tbs.co.jp/bloody-monday/
最初に言いたいんだけどさー、THIRD-i の施設ってどうして携帯その他の電波遮断してないの?個人的な携帯やメールし放題って、どう考えてもおかしいでしょ?(苦笑)
あとずっと思ってたんだけど、このお話にキャラとして音弥って必要ないよね?1の時には一応学校の友達ってことでいても構わないキャラではあったけど、総理の孫だって必然性ってお話的にはそこまで感じなかったしさ。単に誰が黒幕?って引掛けのためだけでしょ?(苦笑)今回は無理やり出てるけど実質このドラマの若いキャラって主人公の藤丸だけで十分って気がするんだよなー。そこら辺がオレが感想で全く音弥のことに触れない理由でもあるんだけど。これからなんか役に立つの?
相変わらず最終的に何がしたいのかよく判らない魔弾の射手というよりこの番組ですが、なんとかそれぞれの展開は理解できてる‥‥と思う。
というか藤丸が澤北の裏切りを知ったのはどうして?一応、ポジション的に彼女しか画像の差し替えができなかったからかなあと思って補完しといたけど。澤北が裏切ったのはこれまたやっぱり子供を人質に取られたから‥‥っていう、オレはこないだ思い出したけど、澤北のシングルマザー設定ってどれだけの人が覚えてるのか。しかもまた使うかーという‥‥ (^_^;)
でもって脚本も演出も相当大雑把というかちゃんとしてないなあと思うのは、ストーリー的にツァーリ・ボンバ−の中身が抜き取られて爆発したのは空気だけ‥‥でハラハラドキドキさせたいんだろうけど、全然ストーリーとして積み重ねができてないから爆発して空気だけだったといわれても「へー」ですんじゃうこの軽さ。
ってのは大体がこのタイミングで爆弾を爆発させる意味ないからってことで。爆弾を追ってたにしてもそれを爆発させる必然って、ストーリー的にまったくないしそんな話してないじゃん?そりゃ緊迫感もないよなあ。演出的に緊迫させる前にストーリー的に緊迫感を増してってくださいョ。一話の飛行機の時とは似て非なる出来。
そして致命的に下手くそなのが、展開として藤丸が澤北の裏切りを突き止めて罠に掛けたってのが全く何がなにやら判らないってことだよ。
なんかそういうことなんだーってんでもいいんだが、毎回藤丸の能力の凄さ(ハッキングもだし頭の回転の良さもな)をちゃんと描いてないから、澤北を罠にかけるくらいすごい冴えた作戦を立てたっていう説得力もなければ、藤丸のハッカーとしての凄さも全然判らねー。今に始まったことではないけどさ。それマズくね?こういうのはちゃんと何かやるごとに「解説」してかないとダメでしょ。それは「今起こっていること」を伝えるための基本だよ。
というかまさに音弥のいる意味、音弥が藤丸と行動してることの意味って、「藤丸のやってることの解説をすること」だと思うんだけどさあ!そもそも脚本の人、根本的にハッキングとかわかってないんじゃないかなあ?
なんつか全体に、結果を「そう見せる」ために過程を無理やり作っていく、しかもその作り方がヘタクソってのはクリエイターの仕事じゃないよ。それは単なる「パッチワーク」っていうんだよ。
まーでも未成年に拳銃渡しまくるってのは面白いね。ホントにそんなことやったらどうなるんだろ。ものすごい目眩ましだと思うけど。そういうネタ、上手く最後の方でパニック演出として使えば面白いと思うのになあ。