そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

BUNGO -日本文学シネマ-

http://www.bungo.jp/http://ja.wikipedia.org/wiki/BUNGO_-日本文学シネマ-(全国放送予定リストが載っとります)
やっと見終わったんでメモ程度に感想。
ところでこの企画自体はいいんだけど、なんでこんな遅い枠なの?いやそれよりもこの情緒もへったくれもないCMの入りようにTBSの見識を疑うよ。何も考えてないだろ。いろんなことが台無し(-_-;)ノーCMでもいいくらいなのに。
もともとがBSのための企画ってんならわかるんだが、最初から地上波用だよね?普通にゴールデン枠で二週連続二時間枠で3本ずつとか出来なかったものか?くだらねードラマ流してるくらいならさー
 

■「黄金風景」原作:太宰治

 キャスト:向井理・優香
むかいりーを一番楽しみにしてたのに録りそこねですよ。入院中だったんだけどなんかの延長の煽りをくらったってことか?子供時代しか録れてなかったよ。がっかり‥‥orz
追記。
やっと見ることできたんで感想あげときました。→http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20110106/p2
 

■「魔術」原作:芥川龍之介

 キャスト:塚本高史
思うんだけど、やっぱり塚本って連ドラでハマった役の時はいいけど、単発仕事は弱いなあ。話としてはわかるんだけど、心情としてイマイチ伝わりにくい気がしたよ。
 

■「檸檬」原作:梶井基次郎

 キャスト:佐藤隆太
映像もキャストもいいんだが話はツライ。というかオレがこういう破滅型主人公の暴走みたいなのは好きな話ではないってだけだけど。なんかこういうわかりやすい懊悩ってザ・文学〜って感じw
 

■「富美子の足」原作:谷崎潤一郎

 キャスト:加藤ローサ寺田農夕輝壽太
これが一番面白かった、というか好き(笑)キャスト的にも一番楽しかった。
現実の足は細い方がいいけど、加藤ローサの足は太いからいいのです!(断言)
塚越の寺田農といい、富美子のローサといい、絵描きの壽太といい、寺田農のヘンタイっぷりはさすがとしかいいようがないけどローサと壽太、特に壽太のわかってる感が良かった!スゲーフェチっぽい程よく繊細なヘンタイっぷり。まあ何にもましてあの足なら‥‥と思わせるローサの足はスバラシイです。映像的にはあっさりめなのでバランスは良かった。ローザは妙に淫靡だよなあ。もうちょっと悪女っぽい含みがあってもよかったけど。
 

■「高瀬舟」原作:森鴎外

 キャスト:成宮寛貴杉本哲太
そういやこういう話だっけ‥‥と思ったけど、一体誰が時代物に成宮をキャスティングしたのでしょう?
オレがナリに興味ないという以前に、時代物にそぐわない雰囲気&何もかも台無しな喋り口調。明治くらいの話で書生風とかならまだなんとかって感じだろうに。
この人も何をやってもナリミヤ以外の何者でもないんだよなあ。主人公の語りがすべてなだけに、いい話が台無し。哲太はいつでもステキすぎw
 

■「グッド・バイ」原作:太宰治

 キャスト:山崎まさよし水川あさみ
これはコメディ‥‥なんだよね?(笑)
こういう時代のものってキヌ子みたいな女がよく出てくるような気がするんだけど、本当にこんな男勝りでガサツだけど優しい美女っていたんでしょうか?男の夢?(笑)
水川あさみはハマってると思うけど、山崎まさよしはどうかなあ。いや組み合わせとしてさ。他にいる気がするけど、単発だからまあいいか。