そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

テルマエ・ロマエ(1)

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

タイトルがなかなか覚えられません(笑)
古代ローマ帝国の浴場設計者がひょんな拍子に現代日本のさまざまな風呂にタイムスリップして、驚きの新アイデア古代ローマ帝国に持ち帰る‥‥という何とも不思議な味わいのギャグ?マンガ。古代ローマ現代日本、無類の風呂好きな国民性という一点のみが共通項。
毎回パターンは同じでそれなり起承転結もあるんだけど、なぜタイムスリップするのかはまったく語られず、現地民(つまり現代日本人)の「平たい顔族」(つまり現代日本人)との意思の疎通はまったくなし(笑)真面目な仕事一筋の主人公ルシウスさんは、毎回平たい顔族の恐るべき文化レベルに驚きつつ、古代ローマ人のプライドを打ち砕かれ、「夢だけど、夢じゃなかった!」(トトロかw)と持ち帰った新技術や発想を評価されても、ああそれ俺のアイデアじゃないんだと謙遜ばかり。ルシウスさんに微妙に同情というか(笑)
大体絵がさー、ローマ人たちはみんな石膏像みたいな顔(でも線は柔らかい少女漫画タッチ)なのに対して、平たい顔族の人たちの見分けのつかなさのリアルさとか(おいおいそれ違w)ちょっと笑えるんだけど、なんか上手いんだかヘタなんだかよくわからない微妙な絵面っていうのも、このマンガにあったユルさというか。
この表紙じゃまったくわからんので主人公のルシウスを。

えーと、これ、一見線が多いリアル絵もどきなのに、頬のハズカシ線のタッチがハチクロとか今どきの少女漫画風なんだよな。つかなんかカワイイ(笑)
オチはあるけどなんとなくユルい、お風呂モノだけに癒し系で和み風なマンガで、ちょっと面白かったです。というかルシウス萌え?
あと古代ローマ人のお風呂にかける熱い意気込みというか、その情熱ゆえの何だかわからないこのネタというか、一体作者は何をしてこんな話を描こうと思ったのか?(笑)ストーリーはほとんど飲み屋の与太話のレベルだけど、明らかに絵のせいで面白い漫画として成り立ってる例だよなあw
コミックビームに読み切りで描かれてたみたいだけど今月から連載みたいです。どうかネタがなくならないようにw でも程よいところでやめるって手も‥‥
いいけどオレもそろそろゆっくり湯船につかりたいぜ! *1 もう2ヶ月もシャワーだけだよ。ムキーッ!風呂入りてー!温泉行きてー!
 
そいやウチの実家の風呂って半畳くらいの湯船だったんだけど、オヤジの趣味で富士山と松原のタイル絵があったんだよな。小さくても風流ってことか?(写真あるはずだがどこにあるんだか‥‥デジタル写真じゃなかったっけかなー?)

*1:腹の手術傷が完全にふさがるまで湯船にゃは入れません。