http://www.fujitv.co.jp/C-273/index.html
思ったより面白かったかな。この枠にしてはちゃんとしてると思う‥‥ってだけでも全然OK（笑）
そもそもコールドケースを扱うものって、米ドラの本家「コールドケース」もそうだけど、昔の事件だから当時の映像の説得力がそれなり必要だし、解決しなかった結果としての今の状況があって、それを進めながらどういう事件だったのかを説明しなければいけないってことで、脚本と演出のハードルってそうとう高いはずなんだよな。
洋ドラだと主人公がいい年だったりするから事件自体を覚えてるとか、それなりの人生経験があって‥‥ってのが彩りになってんだけど、このドラマの場合、二十代前半の上戸彩ってのはまた難易度高くしてんなあと（苦笑）まあただ、その上戸ちゃんの桜木があの部署の新人でメモ係ってのが一応設定としてちょっとは考えてきたかなあってとこでしょうか。
それにしてもそうとう集中してないと話がわかりづらいし、当時の事件捜査でわからなかった事実が出てきても、そうだと言ってくれないとわからないから、なんとなく流されるままに話が展開してるってのはなくはないけど、それは本家コールドケースだってそんなもんだから（というか自主的に見たわけじゃないからそんなにたくさんは見てないけど）、このネタな以上しかたないとこでしょうか。あくまでもこれ、ドラマだからさ、ドラマ。
それでももっと展開自体をパターン的にしてキャラ中心で見せた方がわかりやすいかとは思うけど、シリーズ化前提の洋ドラじゃないからそこら辺は難しいかなあ。
特命捜査第四係のメンツはみんな切れ者で出来る人、その分変人集団って、こういうののセオリーはやっぱ「チーム」だしさ、主人公以外もみんなキャラ立ってたんで面白そうかな。脚本はそうとう練ってないと辛くなりそうなので、最低でも今回くらいには頑張って欲しいけど。
ただやっぱりこういうネタのドラマで若い主人公を立てるってのは微妙すぎるなあ。それでなくても上戸彩の年だとなあ‥‥まそれは日本のドラマ自体キャスト年齢若すぎるからしようがないのかもな。洋ドラってたいてい30〜40歳代がメインだからドラマがアレでも説得力あるってのもあるし。
まあ桜木が発見した白骨死体を触ろうとしてるとかおいおいと思ってたらちゃんと鑑識さんが止めてくれたし、重要そうなのによく考えたら顔見せくらいにしか出てない白戸家のお父さん（違）がいう「被害者の救いになるかどうかはわからないけど、被害者の悲しみを溶かすきっかけの最後の砦」だとか、ドラマとしての描きたいことははっきりしてるから期待してもいいよね？今までのこの枠のドラマ考えたら視聴ストレスはまったくないので全然OK（苦笑）キャストの顔ぶれ的にはもう全然楽しいし！期待する！
上戸ちゃんはこういう役ならカワイイと思うし、クールな丸山は相変わらずカッコイー！し、インチキ変人っぽい木村了くんとか見所満載！（笑）ところでネットに映像を流したPCショップバイト店員って、岡田ま‥‥違う？あんま自信ない‥‥
まあ来週もこれくらいには、というか脚本的にはもうちょっとわかりやすくした方がいいかもしれんが、まあなんとか‥‥かな。もうメイちゃんとかセレブとか考えると全然OK。（比べるものが酷過ぎるｗ）
あとBGMがちょっと最近ドラマとは毛色が違ってて良かったかな。
