そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

絶対零度〜未解決事件特命捜査〜#2

http://www.fujitv.co.jp/C-273/index.html
今週も面白かった!
なんかあれだな、難易度中程度のパズルのピースが悩むことなくパチンパチンと嵌っていって、最後にきちんと絵が完成したーってくらいの爽快感。
脚本自体やっぱり今回もちょっと複雑で、登場人物妙に多いしテンポ速いしうっかりすると置いてかれるくらいだけど、それでもこのすべてがきちんとハマる爽快感は捨てがたい。複雑というか話が詰まりすぎというか情報量が多すぎるんだよね。ながらじゃついていけねえ。
でもまあ話自体はそんなに無理ないし、流れの中でメインキャラも上手く見せてるから軽妙でなおかつキャラも立ってるからドラマとしては面白いよ。ホントもうちょっと簡単でもいいくらい‥‥みたいな。いつもと言ってること逆ですが。だって集中してても置いてかれるんだもん(苦笑)
今回の場合、当時事件が解決しなかったのは、英字新聞に包まれた凶器の包丁がゴミおばさんに拾われて15年間ゴミ屋敷にあったってことと、病院の評判を落とさないために病院関係者が本当のことを言わなかったことと、眼鏡の看護婦長が拾ったカフスボタンを隠してたってことかな?浮浪者のゲンさんについてはなんで隠蔽できたのかよくわかんないけどさ。結局カルテ書かなきゃ病人はいなかったも同然ってこと?そこはなんで当時の捜査でわかんなかったのかって気がする。当時だって被害者の前日の足取りくらい追ったろうに。
あと名前しか出なかった病気の看護婦長の旦那と桐山医師の関連が把握出来なかったせいで誰それ状態だったことか。二ヶ月後に手術予定の‥‥ってことで今庇ってるって話であって、当時婦長が庇う理由って病院の方針ってだけだよな、きっと。そこら辺、人物関係図が複雑すぎるのよ (^_^;) 刑事モノだからよくある部内の捜査説明とかでまとめてくれた方が‥‥ちょっとおいてけぼりに。
被害者の日向先生と花屋の野宮の関係も、付き合ってて喧嘩して別れて、なのに部屋に来る予定だったっていう日付を細かく言ってくれないせいで関係性がすぐに把握出来ないという‥‥少なくとも桜の季節で殺された16日が最後だからってのはあるからよく考えたらわかるんだけど、とにかく展開早すぎて把握しきれないw じっくり二回くらい見たら把握できるんだろうけど、それじゃねぇ (^_^;) 脚本も演出も頭良すぎるんで、もうちょっと普通の視聴者にわかりやすく見せてくれること希望。面白いんだからさー。
事件の顛末自体は桜木の一瞬の悩みも含めて、多くの人の命を助ける名医だからといって、殺人をした事実が許されることはないという当たり前のことをやってんだけど(バチスタシーズン1もそれだったよなw)、手術中に時効が成立したという桐山医師にもう立件はすんでるから逮捕するっていう深沢と塚本、スパッと手錠をかける桜木ってのが小気味よかったんで全然OK。丸山さんはいつだってカッコいいな!
上戸ちゃんが小突き回されて便利に使われながらも、それゆえストーリーの中心にちゃんと配置されてて、一応彼女のキャラ付けのメモも活用されてるし、行動の動機が正義感と人への思いなんで感情移入しやすいうえに、あの優秀な人たちの中にいるだけあってそれなり優秀だからストレスたまんないんだよなー。このドラマの上戸ちゃんってなんかカワイイよなー髪型のせいかしら?w
1話めもそうだったんだけど、今回限りの登場人物の描写はわりとわかりやすくセリフで人物描写しといて(花屋のムロツヨシは別、なんであんなキャラなんだw)、メインキャラたちは下っ端警官の道尾くん(永田彬、もっと顔出してやってよw)含めて行動と掛け合いで印象づけてキャラ立てしてくって感じかなあ。今回も科捜研の竹林(木村了)は良かったし、白石さん(中原丈雄)も面白かった。倉田(杉本哲太)の見せどころがなくてちょっと残念なくらい。そういや今期はあんまりにも刑事モノと医者モノがかぶるせいでうっかりエンケンいないじゃん‥‥とか思ってしまった。それは失踪人だw なんかこれと失踪人ってキャラ配置が似てるんだよなあ(苦笑)お父さん(違)と桜木のシーンはお約束シーンなわけね、白戸家!お父さんはなんでカメっていうのー?