そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

警視庁失踪人捜査課#2

http://shissou.asahi.co.jp/
話自体はー、え、うーん、そうねー‥‥って話か、なー。
失踪課って初回でお荷物部署っていわれてたけど何だかみんな人材優秀だし、そもそも普通の事件と事件性ありな失踪って捜査としてどう違うのって気が‥‥今回の失踪もネタとしてはトンデモの部類だよねえ。1話目といいこれといい、原作が本気でこういうネタの事件を扱ってるんだとしたらちょっと神経疑うよ?(苦笑)いや面白いかどうかは別として、まともな警察モノじゃないよねって意味で。
えーと、疾走した少年がロスで性転換したついでにシャブの運び屋、でも結局逮捕ってなあ(笑)むしろどこで扱っていいかわからない事件じゃね?ええ話やと思ったんだが、とにかくあれじゃご両親が気の毒。春樹少年の失踪→性転換ははるな愛がこれじゃなかったっけ。失踪というか家出だけど。
お父さんがやたら「女々しい」だの「男なら」「男らしく」とか言ってたし部屋もやたらキレイだったんだけど、まったくそれっ気のない描写だったんでさすがに女装程度にしか思わんかったよ。いやオレは女装だと思ったんだけど、むしろどうして高城は即性転換、その手のお店‥‥って思ったのか。エロ男爵だから?(違)
最後も高城が「リーダーのケンと本当に付き合ってたのか?」って言ってもホモっけのない話だったから(←トランスジェンダーなんだからホモかどうかって話じゃないよな、なんかお手軽すぎて女装なイメージが‥‥)どういう意味だろとか思っちゃった。オチ用か。あのオチがあるとないとじゃまあ確かに印象全然違うけどさ。どっちにしてもバカだなあって話。付き合ってたとか、ねえよな?春樹くん、いいように使われてるだけじゃね?というかほんとに仲間扱い?店長はお邪魔じゃなくて?w

だから今回もとにかくドラマとして面白いというよりキャスティングショーとして楽しかったって感じかなあ。
三浦(遠藤憲一)はストレートに切れ者で温情もある出来る上司だし、森田(黄川田)は使えるエリートだし、脅し専門コンビはわかりやすく脅す醍醐(北村有起哉)と精神的にビビらせる法月(小日向)で、なんかオールマイティに使えそうな公子さん(高畑淳子)とか。愛美(森カンナ)がいまいち個性がはっきりしないってくらいかなあ。なんかこういういかにもやりがちなキャラだけどいつもとちょっとだけ違うキャラをやってるキャストがみんな好みだってのもあって、そういう目線で見てて楽しいって、なんかマニアックすぎてやな感じw もっと各キャラに突っ込んで欲しいなあ、担当話とかじゃなくていいから。なんかこういう小出しにちょこちょこ話の流れの中で見せてくれる方が楽しいというか。
他のキャラが印象強いからなかなか主人公まで回ってない感じだけど、今回は高城が元捜査一課の刑事としてどんだけ優秀つかやり手だったかってことを見せるくらいかな。脅し専門コンビも相当突っ込んでくけど、それ以上に当たり前に非合法な取引を持ちかける高城のやり方が捜査一課式か。でも今回は高城の過去の傷にまったく触れてないから、キャラとしてはやっぱり少し薄いかなあ。愛美とのコンビも愛美のキャラがいまいちはっきりしないからちょっと弱いし。その辺はこれからなんだろうけど。でもいつもの沢村一樹のクールキャラだと「キイナ」みたいなのが普通だから、そうじゃない高城のこの役どころは好きかも。このドラマだと主人公だけが突出してないってのもそれはそれでいいかもな。