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ギャッフン！まさか始まりがアニメ版と同じく「さあ、始まるザマスよ〜」「いくでガンス〜」「フンガー」「わっはっはっは〜」‥‥♪チャラララチャランラ〜×２（OPイントロ) カーイカイカイ、カーイカイカイ、ユカイツーカイ怪物くんは〜‥‥とくるとは思いませんでした。アニメか！（笑）
今週は友情の話だけど、ちょっと演出的に薄かったかなあ。
流れとしては１話と同じくヒロシも悪いとこがあって怪物くんの対応が輪をかけて、最後は怪物くんの勘違い正論で押し通す‥‥っていうんだけど、メインは魔王石をめぐるあれこれで、怪物くんたちが魔王石を持ってることを大王に知られ、悪魔族に知られ、でも当の怪物くんはそれを知らない、魔力が戻るのはヒロシとの友情パワーのせいだと思ってる‥‥って感じ？
でもそれならヒロシとの友情の方がメインの方が、まだ話として面白かったんじゃないかなあ。アックマーもいつも通り友情というか信じる信じないで欲望商売してくれた方が‥‥３話目なんだし、急ぎすぎかなあ。
だからヒロシが怪物くんに友情を感じるってのが、どうも「そういう話だから」っていうご都合展開に見えて残念。
寂しいからって誘拐事件を自作自演してなんでその手紙を怪物くんの家においていったのか、怪物くんにかまって欲しいからでしょっていわれても、怪物くんがそんな高度な感情わかるわけないじゃん！（苦笑）つかヒロシは「構ってくん」か？
それもあってヒロシはちょっと甘えすぎな気がするなあ。友達いないとかいうけど、友達を作る努力してないじゃん。というか１話で野球に入れてもらった友達はどうしたんだ？なんか見え透いた嘘ついたり、なんか友達と打ち解けないのはヒロシに問題があるように見えるよ。そうでないならヒロシがもっとナイーブな子で、いい意味で普通の子供らしさがない、怪物くんやお供たちの方が気が合う変な子だって見せてくんないとっていう、どっちかかなあ。
怪物くんじゃなくても友達だと思ってた子から面と向かって悪口いわれたらムカツクって 。いくらそれが友達のことをよく見てるからだっていわれてもさー(^_^;)
まあそういう大事なことの見せ方の問題もあるけど、魔王石のことを知らない怪物くんのために魔王石の重要性を知らないヒロシが大事そうなものだから守ったよって言っても、話の展開としてよくわかんなかったんだよな。
その前の怪物くんの本物と偽物を選ぶとこも、悪口をいう怪物くんじゃなく優しい怪物くんを選んだ理由がちゃんと描写されてないからヒロシがわかってて偽物を選んだのかどうかわかんないから、「ヒロシはバカなの？」とちょっと疑ったよ？だって自作自演で誘拐劇をするような子だよ？そもそも秘密基地の罠って最初に見せてたっけ？オレ記憶にないぞ、見落とした？
ヒロシの作文を読む前、偽物と本物を選ぶときにヒロシの悪口を言って悪態ついた怪物くんという描写はあったから、作文を読んで自分がヒロシのことを本当は好きなんだ‥‥と勘違いに突っ走る描写ってのもあるはずなのに、演出としてスルーされてるし。ヒロシを助けにきたところでヒロシが本当は偽物だと知ってて選んでたことを怪物くんが知るとか、なんかいろいろバラバラな感じかなあ。オチは結局「悪口サイコー！」だけど、友情の話とちょっとズレてるしあなあ。
あと今回、やたら三人のお供がセットで固まってて、にぎやかしにしかなってないのももったいない。
脚本は通して西田さんみたいだから、今回は演出がイマイチ？出来としてはちょっと残念。
大野の怪物王子は毎回なんか物凄いクオリティって気がするけどさ。すげえなあ、リーダー！ちょっとつまんなかったから文句も出るよな今回だけど、オレ大野の怪物くん見てるだけで相当楽しいし、満足できる気がするw 怪物くんの性格の悪さとか普通じゃなさすぎる（笑）普通に立ってても、そこにいるだけで可笑しいレベル（笑）
あ、王子たちが石を持ってることに「んごい事になるぞ」と脅しをかけながらも、王子に友達ができたことを知ってフニャニャける大王とか、なんかよかった。
あ、だから今回の話って怪物くんに友達ができる話のはずなのに、「こういう事（今回は悪口が言えること）ができるのが友達だ」という定義を説明されただけで、怪物くんとヒロシが友達になった話じゃないよね。
そしてやっぱり失敗して鞭打たれるアックマーは、デモリーナに正論吐いて灰にされちゃった‥‥！カワイソ！デモリーナのやってることは種族繁栄のためじゃなくデモキンの寵愛を受けたいための私欲だって、超正論すぎる（笑）やっぱりああいう人に正論言っちゃだめだよね。つか１話と2話で”俺様キャラ”に正論吐いちゃいけないってことをアックマーは学べばよかったのに。ツダカン、これで退場かー。残念。
