そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

タンブリング#6

http://www.tbs.co.jp/tumbling/
うぎゃわーわわわん!ヾ(≧∀≦)〃
このドラマにおいて清水友佳子の脚本は神ですよ!あいつらカワイイ、なんかもうどの部員もカワイすぎる!
ROOKIESと同じような盛り上がりなはずなんだけど(つか見たぞこんな展開w)キャラ一人ひとりへの細かい目線があまりにも行き届いてて、なんか見てて頬が緩んで涙腺も緩むよ。泥臭い熱血にならないところが繊細でいいんだけど、繊細というか少年漫画的熱血展開なのに描写は少女漫画!脚本も演出も繊細かつ丁寧!スバラシイ!あーもうこのドラマ、スッゲェ面白いのになあ!みんな見ろよ!部員みんながカワイすぎてタマラン!!
航の話かと思ってたらメインは竹中‥‥いや悠太(もう下の名前でいい!)だった。一回失敗したくらいでトラウマって飛べないとか言い出す悠太、どんだけ精神面が弱いんだよって話だけどさ、今までカラ校の新体操部がどうにもならんかったのってそゆとこじゃね?人数揃っただけで団体戦に出るだの、合宿してチームワークが固まっただけで演技が揃ったり、新技で交差技入れるだの簡単にいうけど、実力的にはOKってことだったのか?
いやでもこういう繊細な話で航と悠太で見せるにしても、悩んでる内容は違うけどうっかりすると悩み共有したお前のことはわかってるぜなJUNE的な関係性には見えなくはないのに、そこまで腐って見えないのがいいというか、不自然なほどそういう雰囲気は見えないんだよなあ。スゲー真っ当すぎるくらい真っ当に見える。(もちろんオレはこういうドラマとしてはそう見えない方が好み)それとも演出でそういうの排してるんだろか?前回のホモ話がさらっと熱血友情展開してるのは脚本が男性だからかなあと思ったんだけどさ。
父親の話聞いて反発して家を飛び出てきた航が悠太のコソ練を見つけて手伝うってのは当然としても、あの航んちの環境で航が帰りたくない素振りを見せることの違和感に悠太が気がつくとか、一番団体戦をやりたいはずの悠太が飛べないからメンバーから抜けるってことの悔しさを航がわからないわけない‥‥ってのは、今までの話の積み重ね描写があればこそだよな。
その悠太を庇って航が勝手に火野にマットを譲るにしても、その言い訳を木山に見抜かれてたり、そういう隠し事というか、少なくとも航が意味なくそんなことはしないというたぶん暗黙の了解ができてんだよな、あいつらの中にさ。
んで、航と悠太だけで押さないのはなんでだろうと思ってたら、まさかの日暮里と金子も深夜の猛特訓。金子は金子で自分が悪いと思ってるって勘違いもいいとこだけど、航が意味なくそんなことしないってのがあるからこそ、悠太を庇ってる航の言い訳をたぶん金子は悠太が自分を庇ってると思ったんだよな(笑)いやまあ、悠太がみんなに言えなくて一人で悩んでるのは悠太のデフォなんだろうけど、一応キャプテンだからっていうプライドというより迷惑かけたくない気持ちだろうし、金子を日暮里が手伝ってる理由とかなんかもういろいろ考えるとニャーッ! Σ(≧▽≦*)っていってグルグル回りたくなるヨ!(笑)にっぽりにっぽり
しかも柏木も付き合ってくれてるし、他の部員もやってキターだしで、航が「オッシャー!」っていったとこでなんか完全に航の気分とシンクロ!シンクロ!チャチャチャだぜ!この畳み掛けがイイ!もう完全に航目線で盛り上がった!一人じゃないってスバラしい!脚本もだけど演出とかカメラワークのテンポも超オレ好み!思わず息詰めて見ちゃうもんね。
部員のみんなで悠太をサポートして、やっと飛べた、トラウマ克服!でも悠太のトラウマ克服がカタルシスのピークじゃないんだよな。三人で交差技ができたところなんだよな!もう、泣く! Σd(≧▽≦*) こぶしゴッツンって!ベタとかそういう問題じゃないよ。いやそういう意味でもベタだけど、いい意味で展開を裏切って盛り込んでくるから、だんだん気持ち的に盛り上がって見ててチョー気持ちいいー!こういうの、結構あるようで最近見ないなあ。スゲースッキリ。
やっぱりさ、困難克服モノというかみんなで何かを創り上げてく快感というか、キャストのリアルな意味でもね、超萌える。ウォーターボーイズもよかったけどさ、部員少なくてそれぞれのキャラの内面描写が今までしっかり描かれてたから、こっちのほうが入れ込むんだよ。というか作劇も好みだってことなんだけどさ。
つか、交差技ができたシーンってさ、カラ高メンバーたちの盛り上がりではあるんだけど、メタ的な意味であのキャストたちの本当の「ヤッター!」でもあるからすごくシンクロするんだもん。だってどう見たって本気だよな、あのシーン。
ピンクの練習Tシャツで体育館で練習してるとこも半分素だよな、あれ(笑)妙にドキュメンタリータッチというか、撮影合間のお遊びの隠し撮りみたい(笑)なんかそういうのがあって、ドラマとリアルが結構ごっちゃになってる状態で、航の話に戻ってきたところでまあ正気に返るんだけどさw
亮介が航の父ちゃんのことにズバッと突っ込めるのは付き合いの長さだけど、航に「お前は一人じゃないって言ってくれたじゃないか」っていうのが悠太だってのが絶妙というか。またそこに、話として思いっきり絡みはしないのに要所要所で上手いとこをもってく木山がちょこっといいこと言ったりとか、今までのキャラの描写を踏まえた上での的確なフォローが説得力あるというか、ああなんかいい!萌えるなあ、かわいいなあ(*´∀`*)
あ、航がピンクのTシャツに文句言うとこに上手いこと茉莉ちゃんがやって来てカワイイって、もうベタだしお約束だし脈絡ないご都合だけど気にならない!もー航はやると思った通りのリアクションしてくれるしさー(笑)や、木山が逆ギレ気味に突込むのもイイ!金子が殴られるのもイイ!アイツらカワイイなぁ‥‥(何度め)
いやーホントに面白いなあ楽しいなぁ。今回結局2回見ちゃったし。録画溜まってるのに。
まあ初っ端からみなさんが心配してたいつものお風呂シーン、ホントにみんな一緒に風呂入りました(笑)そうか、やっぱり先週風呂シーンがなかったのは(合宿なのに)、あえてそこんとこで意識させないようにハズしてきたってことだったか。いやだって水沢が木山を意識してるのわかってて風呂シーンとかあったら、むしろ見てるこっちがどうしていいかわからん。基本男同士だから、そういう意味で興奮するもんでもない‥‥と思うんだが‥‥?だよね?(誰にw)
火野をホットケナイ柏木の過去もちょっとづつ明かされてきたし、今度は火野か、火野もお風呂メンバーになるのか !? ワクワク!!(そういう意味じゃないよ!)
いいけど江崎先生と柏木野関係もなんか微笑ましいんだけど、女子たちはやっぱりそういうちょっとした恋バナには敏感だなあ(笑)気があるのに天然すぎて意識してない柏木センセもカワイイんだが、うろたえる江崎先生を見る女子たちのあの意味ありげな笑いったら!w