http://www.ironman2.jp/
社長、相変らず超カッコよかったー!(笑)
ストーリーは何だかよく判らない、というか相変らずアイアンマンな社長は能天気でお気楽に戦ったりちょっと悩んでみたりするけど、最終的にはお気楽に街ぶっ壊れてるんだけど良し!みたいなお気楽なエンディングで、お気楽に楽しめるエンタメムービーとして派手でおバカで大変面白かったです。
EDの後にも続きがあるので、席は立たない方がいいかも。まあまたSHIELDというかアベンジャーズ関連だから、興味ない人にとってはたいしたこっちゃないですが。
ネタバレも特にないのですが、封切り週だから気になる人はってことで。
億万長者で天才エンジニアのトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)のお父さんっつかスターク一族に恨みありますっていうか逆恨みって感じのロシアの天才エンジニア、イワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)がアイアンマンに復讐しようとして阻止されたって話。
社長、メタクソにやられてはいるけどそれ以前に胸のリアクターのパラジウム毒素でやられててもうすぐ死ぬかもってとこだったんで、結果的に何だか判んないけどお父さんの残した研究アイデアのお陰でパワーアップしたらイワンとか屁でもねーっていうね。世の中、勝ち組は常に勝ち続けるんだよーみたいな?(苦笑)
まあスターク社のライバル軍事企業のハマー社長とか見るからに小物っぽいというかはっきり言ってバカでマヌケで使えねーし、スターク社長のカッコ良さと比べたらまるでミジンコみたいな感じっていうか。なんか「みたいな」とか「感じ」とか多いなw
というかこういうのって、マーベルヒーローだからってお決まりのアメリカ的正義とか個人的自警団の話になっちゃうと悪かないけどああまたかって思っちゃうんで、逆にトニーのお気楽さ加減はあんまりシリアスにならなくていいかな。体に毒素が回って死ぬかもしれないってのに(というか自暴自棄になってる?)誕生日パーティでアイアンマンスーツ着てお友達と大格闘した揚げ句自宅を大破壊、ドーナツ屋の上の巨大ドーナツ(看板)でのんびりドーナツ食ってたりとかさ(笑)
そういう意味では、トニーは1で改心して軍事産業からは手を引いてる(でもエコは退屈で飽きたって言ってるw)けど、自警団というより劇中で言ってるとおり「世界平和を民営化した」っていうか、みなさんのために自分とこの会社の力で世界平和を実現する‥‥なんだよな。微妙に自警団じゃないというか。まあ自分持ちだからいいけどさ。
逆にアイアンマンスーツをよこせっていってる政府(軍)は無茶というか、GoogleやiPhoneアプリのオープンソースじゃあるまいし、そんなもんおおっぴらにしていいわけないじゃんというか、だからって個人がそういう力を持ってるのもどうかと思うけど、でも個人の発明品を危険だから査収ってのもナンダカナーというか、結局トニーが真っ当に世界平和のためにその力を使うかどうか悩むって話じゃなくて、トニーが正しい、そこに疑問の余地はないっていうのが前提なので、そういう部分はスルーされてるからお気楽なんだよな。
それがいいか悪いか、それを描くべきかどうかはおいといてって言うか。や、原作知らないからそこら辺もよく判んないんだけどね。
まあだから全編社長のお気楽スーツアクションと、新秘書のスカーレット・ヨハンセンカコイイ、ど派手な映像美と潔い破壊っぷりを楽しむ映画かなあ。
なんかお金の掛けどころはスゴイと思ったというか、初っぱなモナコの公道レースで契機よく爆発しまくるアクションとか、スカッとするよ。また社長のスーツって結構景気よく壊れるんだよねー。まあそこに限らず被害者とか後始末とかそういうこと考えちゃダメ!的なものはあるけど、ストレス発散するにはいい破壊っぷりかも(苦笑)
とにかく、あんまり深いこと考えず楽しみたいって向きにはオススメ映画。ある意味SATC2と同じ、気楽に楽しめるデートムービー。オレは好きだけど。だって社長カッコいいじゃん?爽快だよ?
追記。あ、そういやパンフまだ読んでないや。
今週のショウビズの紹介でやってたけど、モナコのレースシーン、直前で撮影許可取れなくなって結局ロスだかシスコだかの駐車場に撮影セット組んだらしい。スゲー!(笑)でもその方がお金はかかんないんじゃないかなあ?w
どっちにしても予算の使い方上手いなぁ。見せ方もろもろのコストパフォーマンスがいいといった方がいいのかな。だってあのシーンに何の意味が‥‥ってわりに、スーツケース型アイアンマンスーツとかむやみにぶっ飛んで炎上するF1マシンとか、カッコいいもん。