そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

水木しげる米寿記念・ゲゲゲ展

http://www.matsuya.com/gegege/

今日、水木先生がきてたんですね!ああ、映画終わったあと行ったらいたのかあ‥‥残念。(映画は7時前に終わった)
会場内の様子はリンク先のブログにあるとして、こんな短期間だけなんて勿体ないくらいのクオリティでした。つか、会場自体のレイアウトや構成がいいもん。現代美術館とかで一月くらいやってもいいような、デパートの展示とは思えないくらいの充実ぶり。たぶん。
 
 
入り口からぬりかべと鬼太郎でお出迎えで、入ってすぐに妖怪たちのブロンズ像だの破れ襖の目だのあって、ちょっとしたお化け屋敷感覚。
原画の展示もあるけど立体物も結構展示してあったし、1時間じゃ見きれないくらいだった。(次の予定の映画の時間があるから‥‥)
まあ案の定、入ってすぐの鬼太郎の原画コーナーでもう詰まって列になってたんで、そこはスルーして奥に。みんな初っぱなからじっくり見る必要ないだろよw
展示は鬼太郎の原画→河童の三平悪魔くん原画→妖怪の一枚絵→水木しげるの生い立ち年表紹介・ビデオ上映あり→最後に締めのお言葉など。
鬼太郎なんかの描いた時期が違うけどほぼ同じ作品があるものは並べて見せてたり、妖怪イラストも原画と着色作品を並べてたり、企画自体が面白かったです。妖怪イラストは結構大きかったし、あれ、タッチが緻密なせいか、元の原画より色をつけてる方が面白味があったなぁ。なんか最初から色つきの状態を想定してるかのような絵というか、そんな印象。
もちろん最初にスルーした鬼太郎の原画も戻ってじっくり見て来ましたが、水木先生ってほとんどホワイト使ってないのね。
白抜きには使ってるけど、修正にはまったくといっていいくらい使ってない。ほとんど描きっぱ。消しゴムが甘いところが結構あるんだけど、それ見てもほとんど勢いであの相当アバウトで緻密な独特の線を描いてるってことがわかりました。というか、線にまったく迷いがないんだよね。さすが天才(笑)
印刷された漫画で読んでも特にノッてる時期の作品は妙な何かがあるなぁと思ったけど、原画を見ると本当に妙なパワーがあって、あの変な行間を読ませるようなリズムがよりいっそう、よくわかる感じ。
まあ描き飛ばしてるところもあるけど、でも基本はしっかり描く人みたいだね。いろいろ堪能しました。
あと水木先生と布絵さんの結婚式の写真があまりによく見る水木先生のイラストの絵とソックリすぎて笑った!

心残りは時間がないのに展示の方をグルグル見てたんで、せっかくチェックしてたはずの祖父江慎プロデュースのゲゲゲグッズをまったく見られなかったことだよ。や、意外と売り場が広くてつい目に付いた手ぬぐいだけ買っちゃったからってのもあるけど。(こないだ深大寺の鬼太郎茶屋で買おうと思ったら売り切れだったヤツ)
あと鬼太郎アイスを食べるのに意外と時間かかったから。だって頭がキーンとするんだもん‥‥
 
ちゃんちゃんこの黒と黄色をチョコ&バナナで。バナナは水木先生の好物ですよwソフトというよりはシャーベットみたいな感じだった。
 なぜか一反木綿の手ぬぐいだけ。展覧会グッズは入らなくても買えるんで、余裕があればもう一度‥‥
 オマケ。会場においてあった鳥取のパンフ。表紙は元より中もやたらハイセンスのレイアウト!