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脚本・演出 三木聡
6話7話と見そこねたというか録りそこねたんで肝心なことはわからないんですが（公式はメッチャ見た）、結局事件は解決したようで解決してないってこと？東京の大事件と関係あったらスゲーけどなｗ
というか解決してない分の謎は劇中にあるの？まあ、ないと思うけど。ないよね？
バス消失事件の犯人はNPOの平坂歩（萩原聖人）だったけど、その彼は風宮巧で蘇生実験を研究してた天才脳外科医だったと。いいけど偽名にしては「平坂歩」ってのはまんますぎてやな感じだなあ。しかも行方不明になった女生徒に「萌黄泉」とかいると、どうしたってそれ「よもつひらさか」って感じだし、しかも「歩」くだし。バスが消えたのは坂だし。とまあわかりやすいとこをつついてみる。
超自然的な力が働いてるんだとすればあの坂を通るバスに乗って行くのは天国・南熱海で、ラインを超えるってのは臨死体験をすること、もしくはした人ってことか。何のフォローもなかったけど星崎がダウジング能力があったりイエスノーランプを使えるのって、霊能力ってことか？北島が見たのは予知夢か？本当の出来事か？占い師の占部さんは何が「一足先に行ってる」なの？どこに行ったの？謎めきすぎ。
大体からして「南熱海は天国かも」って、謎のバスはそこに戻っていくのかよ。あの場所どこよ。南熱海の中じゃないのかよ。ってかドラマ内の南熱海こそ本当の熱海じゃなくて悪夢の中のイメージの熱海みたいなんだけど‥‥ってのは前にも言ったような気がするけど。主題歌も「天国へようこそ」だしな。
そしてゴーギャンの絵は意味深すぎ。あれ、タヒチは天国に近い島じゃなくて楽園だっけ。
東雲さんがいなくなったタイミングとか星崎がどこへ消えたのかとかあるけど、病院の女生徒3人と東雲さんが会ってたのは「この世」じゃないってことだよね？どこでつながってるのかな、ラインを超えた人たちの意識は。結局何がこの事件を起こさせたの？謎めきすぎ。
わからないことに関してもツイン・ピークス並だったけど、三木聡の頭の中ではちゃんと繋がってるのかしら？そこは知りたい。適当なところは超常現象で曖昧でもいいんだけどさ。ムック本にはなんか書かれてるの？
どうでもいけど、星崎がいつも電話してる「素子さん」って、実在の人物？星崎ならあの世の素子さんと交信してても不思議じゃないけど、素子さんっていうとなんとなく攻殻の草薙素子とか思っちゃうんだよなあ。電脳の海に沈んだんだっけ、素子さん。
ドラマの放映期間が49日って、そこは拘りどころなのか？（＞wiki）8話で終わるドラマは49日だよなー。
途中見そこねたかいがあるのが残念なくらい謎に満ちててオレ的には面白かった。小ネタも好きな部類だしな。何度見ても謎は解けそうにないけど、オフィシャル本はちょっと気になる。
