そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

フリーター、家を買う。#4

http://www.fujitv.co.jp/ie-wo-kau/index.html
脚本:橋部敦子 演出:河野圭太
誠治、追い詰められるの回?
家を買う、それができなければとにかく引越しするだけでもいいという目標を作ったのに、それがままならないという‥‥協力的でないお父さんと自分を頼ってくるお母さんの間で誠治が消耗していく感じが気の毒。
というか、やっぱりこういう展開になってみると、お父さんがあくまで自分中心でしかものを考えてないってのがよくわかるなあ。いつから‥‥というか、最初からそうだったのかなー。誠治が「結婚するべきじゃなかった、父親になるべきじゃなかった」って、かつてはお父さんのようになりたいと思ってたと思いだしたあとだけにキツイよなあ( ´∋`)
てか、いじめられてた原因がお父さん!お父さんの自慢話だとは。そりゃ息子も娘もうんざり(苦笑)
お父さんからしたら自分が優秀だってことを自慢したかったんだろうけど、それはそれで空気読まなすぎってのは誠治の言うとおり。でもなんかこのお父さんの自分勝手さも憎めないというか、家族がそのことに感謝してお父さんスゴイって持ち上げてればよかったのかなあ。いやでもそれで調子になっちゃうとまた別のとこで火種を生むのかなあ (^_^;) やっぱお父さんが昭和の経済成長信奉者だってのがイカンのか?空気読まないのがイカンのか(苦笑)
それならお給料だって相当いいはずだろうにどこに消えちゃってたの?愛人以外で。
そういや気になるお父さんの愛人の話は今回はなしか。そういうところに逃げたくなる気持ちはわか‥‥っちゃダメだとここは言っとこう。うん。誠治に罵倒されて、内心結婚しなきゃお前たちは生まれてないんだそと言いたくならんでもないだろうが、そこでケンカを買っちゃいけないってことはわかってんのかな?とにかく逃げると。うーん、誠治の頑張りを見て改まらないかなあ‥‥
誠治に頼るお母さんは、自分でも何とかしようと思ってるのが分かるだけに辛いんだよなー。
誠治がやたら「邪魔しないでくれよ」っていうのも気になるっつか、医者にお母さんには具体的なことを言わなきゃって言われてたはずだけど、もう余裕なくなってるんだろうなと思うとそっちも責められんし。目標を決めたことで余計に自分の首を締めたって感じになってるのかなあ。でもなんでか見ててしんどくならないのはやっぱり誠治がちゃんと優しいからかな。お母さんにハンドクリームを塗ってあげるとことか繰り返されるとなんかなあ‥‥やりきれん気持ちになるよ。なんか息子がお母さんにハンドクリームを塗ってあげるって、それはそれで痛々しくて正視できないというか、そういう状況ってお母さんがボケとか欝とかでダメになってる時じゃん。って言っちゃったらまずいのかもしれないけど、普通にいい年した息子がそんな事するはずもないと思うから余計痛々しいんだよなー‥‥
オレはお母さんが小分けケースを買ってきたところでちょっときた。誠治が心配して探し回ってたところに〜だから、誠治と同じくらいなんかもうやるせない気持ちになった。頼らないで済むように考えて買い物にいってたのに、それ自体が誠治に大迷惑。あの時買ってきてあげてたら良かったのか、自分のせいなの?って感じでどうしたかって、誠治カラオケで携海峡冬景色を熱唱。
そういや二宮はアイドルだっけとはっと気づくもあまりに調子っパズレな歌で、アイドルのかけらも感じさせないのはさすが(笑)いや褒めてるw
まーいろいろ溜まってることをみんなにぶちまけて、それでどうなるってもんでもないだろうけど、何となくバイトしながら面接に行ってるってだけでみんなからの対応が良くなっててたところに、母親が欝でオヤジが頼りにならなくて自分が頼られちゃってもう限界‥‥「もしホントにおふくろがいなくなったら‥‥俺はたぶん、ホッとすると思う‥‥」ってのをいろいろ泣きながらぶっちゃけたってのが、キツイシーンなんだけどちょうどやっぱり上手いカタルシス展開になってて、このドラマを暗くて辛いだけの話にはしてないんだなあと。
「でも‥‥人生は続いていく」ってのもなんか重いんだけど、お母さんにハンドクリームを塗りながらってのが、なんか誠治の諦めとか自分がやらなきゃとか、いろんな思いが混じっててなんかやりきれなくて切ないんだけど暗くはないっていうのは救いかなあ。
なかなかに厳しい季節労働者の手島くんはちょっとは認めてくれたかなあ。まーくん、タバコ吸うポーズは全然様になってないけど(鉛筆持ってんのかw)タバコ持つ手が美しすぎるw いやタバコ吸ってるのが様になっててもやだけどさw