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SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜#5「戌の回・堕天刑事」

http://www.tbs.co.jp/spec2010/
脚本:西荻弓絵・演出:堤幸彦
 
キナ臭くなってきました!んで、この回から第二章で続き物に?まともだと思ってたのものがいきなり最後だけオカルトになるのは好きじゃないけど、最初からオカルトなものがさらに胡散臭くなるのは大好きですw ワクワクするなあw
「おつかれサマンサ」当麻が言うといつもどおりだけど里中さん(大森南朋)、がいうとなんかな。個人的には瀬文に言って欲しい。というか瀬文の当麻大嫌いっぷりがなんともいえず萌え(笑)
「ハムの切り方」ああ「ハム」で公安の「公」か。でもなぜ切り方?
「あんごう・アンコウ・暗号」謎めきすぎ。こじつけすぎw 暗号と暗号でないものの区別は?
「病を処方する」そんな馬鹿なってな話だけど、係長の手当の話はちょっぴり的外れだけど、ウィルスを植えつけるとかアレルゲン物質を体の中に入れるとか、病の原因を直接体に‥‥ってことではできなくはないな。念動力のバリエーションかな。
ということで今週は野々村係長カッコイイ‥‥!カッコ良すぎる。若造呼ばわりも怒鳴りも胴に入ってて、当麻もビックリ。能ある鷹は…ってことっすか?
そしてお茶っと怒鳴られたくらいならほいほい言う事聞くけど、バイト呼ばわりされたら猛反発する当麻もカッコイイ。相変わらず変な動物みたいだけど。
さらに薄々思ってたけど、餃子屋の主人は保険に入ったら殺される‥‥のか?つか生きてたのかって、前の‥‥?(苦笑)
そんな小ネタの数々はともかく、今回のニノマエ、海野先生とは関係ないっぽい?単にカルテを見に来ただけって、万能じゃないってことか。でも海野先生はどう考えてもアヤシイ。個人‥‥ってことはないよなあ、どっちかというとやっぱ「組織」の方?
つか「刑事のくせに」とかいうから里中梨花って誰とか思っちゃったよ。だって里中さん(お父さんのほう)南アとか警察辞めたとかいってたじゃん?引っ掛けかよ、それとも意図してなく?ちょっと混乱。ニノマエは何のために調べてたのか。
というか里中さんは辞めたふりして実は潜入捜査官。殺された他の捜査官は里中さんを脅すためって、里中さんだけがSITで冷泉奪還に使えそうだったからってこと?ちょっと説明不足。
それで津田(椎名桔平)のいうことが脅しでなく本当なら、公安の他に二つ組織があるってことなのか?どっちかがニノマエ関連で、もう一つが林実が言ってた「組織」ってやつか?どっちがどっちなのかがまだ全然わかんないんだよな。里中さんを殺したのがニノマエかどうかもわかんないけど、ニノマエなら時間を止められるし‥‥というか流れもあるけど誰が狙撃したのかってとこに触れてないからニノマエのほうかなあ。でもニノマエのSPECなら里中さんを使う理由はないよな。んー?つまり〜、いやいいや、今後の展開で。でもちゃんと解決するの?
公安からして「未詳は囮」ってのは関係がまったくわかんないから誰に対しての囮なのかさっぱりですが、囮というからには未詳が狙われるように仕向けてたってことで、なのに未詳つまり当麻と瀬文は優秀すぎた、おまけに係長がカッコ良すぎてヤバいことに首突っ込んでるってことだよね。んー?
撹乱ネタがありすぎてどれが本当(真実)なのやら。
ああでも今回は当麻がまともだってことにちょっと安心した。
瀬文は自分の身に降りかかった容疑と謎の事件への疑惑と贖罪のために未詳で捜査にあたってるわけだけど、当麻のモチベーションってなんだろうと思ってたんだよな。ニノマエとの過去がやっと明らかになったけど、実は何も明かされてないよね。ニノマエが何をしてああいう状況になったのかってのは何の説明もないし、なぜ当麻が逮捕しようとしたのかってのも説明ないし。当麻がニノマエにとってなんなのかも。殺してないし、その後守ってるって意味で。
ただ瀬文の普通の日常があっという間に奪われたように、当麻の幸せもあっという間に奪われちゃったわけで、でもあれは復讐じゃないんだろうと思う。逆に復讐だったら当麻が地居の復縁を断り続けてニノマエに対してあそこまで執念を燃やすわけないと思うから。
プロポーズされてそれなり幸せの絶頂だったはずの当麻があの事件で左手を失って(つかくっつけなかったの?それともまだくっついてないだけ?)、それだけならあの地居聖(城田優)と当麻の関係くらい壊れるとも思えないんだけど、当麻がニノマエを絶対に許さないと思った理由って、そういう一般市民のささやかな幸せが簡単に崩れてしまうこと自体にだよね。ニノマエに対してでなく。そういうことがあるということ自体を許さないっていう気持ちが命かけて刑事を続けさせてる‥‥ってことだと思ったけど、それなら納得。当初からの当麻の刑事の仕事に対する異常な執念って、それだったのかという。
それなりオシャレしてデートしてプロポーズを普通に受けてそれが当たり前だと思ってたことが、理不尽に奪われることへの怒りと日常の幸せのもろさを実感してるからというのは当麻のキャラの妙なバランス感というか、ちょっと、いやすごく面白いな。当麻のキャラはいいなあ。
それってSIT時代の瀬文が普通じゃなかったってことが逆にああいう事件があって普通になっていったのと、ベクトルとしては逆なんだけど似てるなあ。当麻の過去ってあそこで実際に瀬文に語ったのかな?まあ聞いても瀬文は顔色変えないだろうけど、そういうとこで信頼して、お互い事件に対しては協力的になるっていうのがすごく萌えるなあ。
ところで瀬文のバッグが紙袋なんだけど、あそこにはバッグ用紙袋が常備されてるのか?係長が拳銃を紙袋に入れて渡すのが良かった。ちょっと大きいサイズだけど、あれ、底が抜けないのかなあw
んで、公安は冷泉の予知を何に使いたいのかなあ?なんで予知なのかなあ?他のSPECと何が違うんだ?あ、でも千里眼は殺すけどこないだの念動力の古戸久子は拉致?なぜに?どんなSPECを集めてるの?公安だから研究というよりは実戦投入か、でもだったら千里眼‥‥わからん。でも展開が楽し〜!
プロポーズ後の「指輪の分だけ重い」なんかステキ!ロマンチック!
今気がついた。海野さんのキャラクター図鑑に牛乳一気飲みが!しかもリバースって、対決列島…!(笑)