そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

フリーター、家を買う。#8

http://www.fujitv.co.jp/ie-wo-kau/index.html
脚本:橋部敦子 演出:河野圭太
こういうちゃんとした大人がいるドラマっていいいなあ〜と思わされた今回の話じゃった。そしてなんか希望も見えた。
てゆーか何だか妙に泣かされたよ。展開もだけど、いちいちセリフが心に染みるなあ。 (∋_∈)
つまり大人っていろんなものを背負って、時にはいろいろ我慢して生きてるんだから、それは子供や若者には伝わらなかったり分かりにくかったり見えてなかったりしてもそこを想像しろって話だよなあ。
あと若い者からしたら分かってもらえてないだろうと思っていても、そんなこともないってことだよな。少なくとも長く生きてる分の経験で、理屈じゃなくてもわかってることはあるし、相手に誠意を見せたり頼っていけば、それなり理解してくれるし伝わるってことだよな。うん、えーと、真奈美は五十嵐さんが仕事決まって帰ろうと思ったタイミングで良かったんじゃないか?人は先の展望が見えないと誰かれ構わず当たったり投げやりになったりするもんだろよ。真奈美の気持ちはわかってても受け入れられなかったんだよな。知らないうちに田舎帰られても真奈美も目覚めが悪いだろうしw(いやこのドラマだといいにきてくれるかな、五十嵐さんもw)
まあ若いうちはそれがわからないから誤解したり、実際誠治のお父さんみたいに「照れ」から分かりにくい反応したり逆にぶっきらぼうに対応して余計な諍いを起こすこともあるけど、歩み寄りは必要ってことか。つか歩み寄らないと分かり合えないよな。年取るとこういうのが地味に効くよなぁ。すげーわかる。分かるけど自分はできてないけどなw
まあ誠治は大悦土木みたいなアットホームなところに、たまたまでもバイトに行っててよかったよなあ。本当に良かった。
つーことで誠治が大悦土木の社長に怒られたとことか、面接でバイト先のことを話すとことか、なんかやたら泣けた。
まあ社長は人間出来すぎって気がしなくもないけど(苦笑)、誠治の父親は部下に馬鹿にされてどんなに居心地悪くても家族のために会社に行って稼いでいる、それも考えずに売り言葉に買い言葉でうっかり親父さん馬鹿にして向こうが悪いみたいな言い方してる誠治を「親父さん言い負かして勝ち誇ってんじゃねえよ!」と一喝するとこはよかった。誠治に限らず、別段取り柄もやりたいこともないからなんで働かなきゃいけないのかわからないってな人間(学生とかさ)にしてみれば思い至らないところだよな。オレも染みたぜ、社長の言葉。 (∋_∈)
でも働くってういか「稼ぐ」ってのは、そういう事だよなあ。
二流商社で部下にバカにされながら書類にハンコ押してるだけの父親の「働く」ってことが「企画力開発力で勝負が出来る仕事がしたくて商社に入りたかった」で、一流商社に入れなかったから二流商社でずっと経理で終わりそうってのが家族のために働く=「稼ぐ」ってことなんだよなぁ。泣ける。 (∋_∈)
そういうとこでやっとちょっとだけ歩み寄って、お父さんのこと理解して、喧嘩するにしても謝るにしても、そこからアドバイスを求めるとか、面接結果が届いて結果が気になりすぎてる誠一が、合格と聞いて一瞬満面の笑みとか誠治が部屋出てから小さくガッツポーズとか、何もかもツボる。エエ話や〜 (/_<) ナケルネェ
まあそれでもなんで履歴書にどう気合いれていいのかわからないっていう誠治はどうよって感じだけど、(そこで働きたいと思って念を込めるってことに決まってんじゃん)、面接で自分がどういうところで働きたいのか何となく分かってきたってことは一安心。つか誠治もうちょっとで落とされるとこだったよな、バイト代がいいとかいうからw
それにしても履歴書すらキチンと管理できないって、いったい誠治はどんな就活してたんだ?つかこのご時世、よく大企業に入れたなあ。
そしてせっかく引越し費用も貯まって先が見えてきたと思ったのに、酷い西本さんがトラップ仕掛けてくるから、またピンチの武家。来週の予告だけでもうドキドキしちゃうけど、そこでお母さんを怒鳴らないでー!お願い!
それにしても、二宮って上手いなあ。もちろん上手いのは知ってるけどさ(笑)素直になれない中年オヤジの竹中直人は何となく想定内だけど、そうやって父親からプレッシャーかけられるからいいカッコしようとしつつ、でも構われるのは鬱陶しいとか放っといてくれとかでちょっと反発する、素直になりきれないいい年の息子って感じが上手すぎる(笑)