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仮面ライダーオーズ#14「プライドと手術と秘密」

東映http://www.toei.co.jp/tv/OOO/・テレ朝http://www.tv-asahi.co.jp/ooo/
『欲望をプライドで押さえ込んでいる。非常につまらない。』
脚本:小林靖子 監督:石田秀範
 
OPにちょろっと出ていたのは真木さんが設計図持ってた2号ライダー?
ケイは院長先生の娘で、手術をさせたくなかったのは天才外科医と言われて技術過信の命におそれを持たない傲慢な医者にならないようにという、親の心子知らずってことだった‥‥っていうエエ話でした。でもまあ患者が求めてるのに手術させないっていうのはないと思うけどさ(苦笑)
しかしエエ話だから普通に面白くて、逆にツマンナイなあという(笑)
電王の時の靖子たんの脚本は(靖子のせいだけじゃないだろうけど)ゲストキャラの事情があまりにも良太郎やタロスたちのための装置になりすぎててつまらなかったんだけど、ゲストの話が普通に面白くてもつまらないなあと思うのは贅沢なのか?(苦笑)いやゲスト話もいつもよりいい話だったし、面白いのは良いことだと思うんだけどさ。
てことでーっていうか、医者親子の話はまあそんな話ってことでOK。
逆切れストレスフルなアンクと映司と比奈ちゃんもおいといて、後藤くんですよ。
会長に気に入られようと死に物狂いでケーキを食べるベンダー隊の部下や、お給料いいから食べろと言われる限り食べ続ける里中ちゃん(>どっちかというと辛いものの方が好き)みたいな、欲望に忠実であること、行動の理由がそういう俗物的なことであるというのを「見苦しい」という後藤くんは、会長からしたら欲望をプライドで抑えこんでて「非常につまらない」とな。正義のためにと転職した後藤くんからしたら立つ瀬がないよなあ(笑)
まあ要するに、世界を守るためには小さなことからコツコツと〜っていう視点と着実さが足りなかったってのはわかったんだけど、それに直結しないような雑用はやりたくないっていうプライドね。
後藤くんはそれをなくしたら自分の存在価値がないとでも思ってるみたいだけど、そんなことはないんじゃね?みたいな。
つまり鴻上会長的には、なりふり構わない欲望で後藤くんが世界を守りたいと思うなら、その力を与えてもいいと思ってる‥‥ってことかなあ。後藤くんのプライドなんてそれくらいの価値しかないし、逆にメダルの力はそれだけの価値があるってことか。だからといって欲望だけで動く人間も困ったものだと思うけど、後藤くんの場合は正義感が正しく発揮されてる限りは大丈夫だと思うし。というかそこに鴻上会長に対する信頼があってこそって気はするけどさ。会長、あまり後藤君いじめたらマズイんじゃね?それともツンデレ方式?
でもどっちにしてもそれって、映司がいろんなことに執着がなく、オーズの力ですら後藤さんにあげちゃってもいいというのとは対照的だよな。それでも映司からしたら「欲望がなくはない」らしいけど、そこら辺が逆に大物かと。
だって腕だけになったアンクが困ってるはずだってわかってても、「俺に命令すんな!」と言われて素直に「お願いしますっ、戻って!」といえる映司はすげえよ(笑)
後藤くんも頑張ってそこら辺何が大事なのかを早く見極めて欲しいですね。つかそこを見極められなくて悩む後藤くんは美しいから、しばらくこのままでもオレは全然いいんだけどな! (*゚∀゚)=3 ムッハー
話が進んでるのか進んでないのか、まあちょっとずつは深くはなっていってる気はするかな。当分後藤くんのターンなのかなー?
んでアンクのっぽい赤いメダルはやっぱり鴻上会長が持ってたのか。でも新しいライダーは緑だよな。
 
予告。やっとアンクのメダルが見つかった?というかさ、会長ってどうしてそんなにメダル持ってるの?(素朴な疑問)