そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

フリーター、家を買う。#9

http://www.fujitv.co.jp/ie-wo-kau/index.html
脚本:橋部敦子 演出:城宝英則
あああ〜!もうなんといったらいいのか、誠治可哀想!いや可哀想ってのとはちょっと違うかな、せっかく再スタートできると思ってたのに、どうして上手く咬み合わないのか。って、ドラマだからだけどさ(それを言っちゃーおしまいよ)まだ9話くらいじゃ、ハッピーエンドにはできねーって?w
せっかく引越し費用の100万も溜まって、就活も最終面接を受けるとこまで行き、誠一との関係もだいぶ良好になってきたところなのに。なのに、西本さんとか訪問販売とか、そういう予兆はあるだけにああそう来たかと。まあぶっちゃけ予告で感じたとおりだったんだけど、もう誠治が気の毒で気の毒で‥‥どうしてそのタイミングで電話来るかなあ!(→ドラマだから)
でも誠治も、「怒らないでくれるかな」って誠一に言ってる辺り、もうそれはしようがないと思ってるんだよね。しょうがないというか、今まで自分のことを信じて守ってくれていた母親を守るのが自分のやるべき事ってくらいに決意してるってのが、どうにかしてあげたいんだけどどうにもならなくてもどかしい。
でも誠一だって、世間体ってのを考えてるから気持ちの整理がつかないだけで、落ち着いたらきっと誠一なりに考えてくれるよな‥‥と信じたい。だってちゃんと家の引越しのことも動いてくれてるし、誠治の面接のことも気にかけてくれてるしさ。
まあ人生、いいこともあれば悪いことも起こるってことだよね。
それより西本さんとこに話しに行ったところで、西本さんの「羨ましかったから」はえらい簡単というか困った人というか、まああの状態でしらを切り通したら本当に頭のおかしい性格の歪んだ人ってことでご近所トラブルになりかねなかったんだけどさ(苦笑)
人の家のことを羨んで嫌がらせをするってこと自体はいかにもありそうなことだったんだけど、それよりその理由が息子の和彦と上手くいってなくて、「賑やかな武家が羨ましかったから」ってのがなあ。そういやここの旦那さんてどうしたんだっけ?いない?(お正月の再送ので気がついたけど、あかりちゃんとの合コンの時に「ローン返済のために働きすぎて死んじまった」って言ってた。シチュ的に流すし、ピンポイント過ぎる。もう一回くらい西本家絡みでちゃんと言って欲しかったよ?それとも気がつかなかったのか?)
息子が自分の思い通りに育ったのはいいんだけど、しだいに笑わなくなったことを軽蔑されてるんだと思って気を使い、息子は息子で母親が喜ぶから期待に応えようとしてたけどそれが不満になってますますつらく当たって‥‥と。相手のことを考えてはいるのに気持ちのすれ違いがそういうお母さんにしちゃったと。
そういやちょっと不思議に思ってたんだけど、西本息子ってちょくちょく実家に戻ってきて、しかも「顔見せに来てやってるだけでもありがたく思え」とかいう割によく来るんだよな。郵便物なんて住んでるところに転送すればいいだけなのに、わざわざ取りに来るって普通ないと思うんだ。てことはつまり、西本息子は武パパと同じで、憎まれ口叩く割に実は母親のことが心配で様子見に来てるってことかなと思ってたんだけど、その通りだったと。でも今の母親が嫌いだってのはそうなんだろうな。でも親だから心配はする、でも顔見たら怒鳴ってしまうってのもありがちだよなあ。
てか、西本家の親子の話って姉ちゃんとこの話と同じだよな。
まさかの下手に出てきた義母の養育法の上手さよ(苦笑)お義母さんの苦労はともかくとして、前回の、息子をそう仕向けるようにするのが母親の役目ってのは子育てとしては正論かなあと思ってたんだけど、まさかの策略。そうこられるとその方法がいいと思えなくなるから不思議w
てか、母親の思うように上手く操縦して医者にしても、文也さんはたまたま上手くいったからいいようなものの、西本息子のようになる可能性はあるってことだよなー。難しいよなー。
そういうそれぞれの「想い」は見えにくくてもちゃんと届いてる、寿美子を守ろうという誠治の気持ちに反するようなことになっちゃったけど、誠治を思っての就職祈願のお札(そうだと思ったよ‥‥)もろもろが100万円‥‥なのがどうにもやるせないよ。泣くしかないよな。ああ、誠治の、あんなに苦労して稼いだ100万円が‥‥
もうちょっと引くかと思ったら来週が最終回か。どう終わるんだろ。ああ気になる。