そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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LADY〜最後の犯罪プロファイル〜#3

脚本:徳永友一 演出:今井夏木
常識的に考えて「そんなバカなことが!?」を実際にやっちゃうのがこの手の猟奇殺人者‥‥てことを考えたら、すごく妥当な展開の話だったな。今まででは一番面白かった。
でもなんで病院の看護師が協力したんだ?とか、恋人の死体ってどうなってるの?とか(腐ってるかミイラ化してるよなあ?)放置気味のところはあるけどまあいいか。どっちにしてもこの犯人(大東俊介)、精神鑑定でクロじゃねえ?どう考えても頭おかしいってことになりそう。
寺田がプロファイラーになった理由もちゃんと描かれてるし、それが最後に恩師(片岡鶴太郎)がいう「私は死体の声を聞いて君に届ける。だから寺田くんは犯人の声を聞いて捕まえてくれ。一緒に悲しい遺体を一つでも減らしていこう」にも繋がってるし、心が折れた恩師が立ち直ることが事件やプロファイル以上にドラマとしてちゃんと描かれたのがよかった。
だから寺田の話でありながら最後解決するのは香月でもあんまり気にならなかったな。むしろ毎回香月の「ファンタジー」解析でしか犯人が特定できないんじゃないかって気がするよ?
でも儀式ってのはともかく、途中まで上手いこと展開も読めなかったし、そういう意味で事件捜査の話としても面白かったからいいかな。
毎回最後のお食事会は事件解決のリセット的な役割もあるのかなあ。たぶん事件解決したらみんなで揃ってお食事‥‥なんじゃないかとプロファイリングw