そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

スクール!! #5

http://www.fujitv.co.jp/school1/index.html
脚本:秦建日子 演出:土方政人
毎回なんだかもってまわって外側から見たような感想になっちゃうのは、このドラマって感想書くのがすごく難しいんだよなーw
語りたいことはあるんだけど、基本成瀬校長のやることに賛同できるような話になってるんで、わー今週も面白かったー!で済んじゃう話で、そうでない人は見てないよねってドラマなんだよね。たぶん。や、先生萌えだけを語るなら結構語れるかもだけどw
 
とりあえず、ネタとしてはすごく難しい話なので、まあこれでもいいかな。というかこれでいいです。キッパリ。
むしろキャラそれぞれの事情を見る回だと思って見てたんで、全体通しての1時間のストーリーって感じでは頭に入ってきてなかったかも。それも良かれ悪しかれだとは思うけど、そっち方向に集中して見ちゃったし、それで面白かったからいいんだよ。
というか成瀬校長の無茶苦茶さ加減がやたらスッキリ豪快に思えてスカッとするよ。まさにゴーカイレッド!(笑)なんか成瀬の魅力で力任せに納得するって意味でのカタルシスがあるから気持いいやね。現実はそんな簡単じゃない‥‥なんてのは、このドラマではあまり意味ないよね。
とりあえず大橋先生は戻ってきて、桐原先生もなんかこの滅茶苦茶なやり方を容認って感じ。ニヤリ、した(笑)
桐原先生は成瀬校長に似てたとガンオタ保険医は言うけど、結局教師である限り今のこの現状を何とかする方法ってのはないのかもなーと思う。ある意味ごくせんとか美咲ナンバーワンみたいな、よそ者の論理で教育問題を解決してくんだけど、ドラマ的には説得力の問題だよなあ。「走り終わってから考える」成瀬式が、大橋先生と武市先生には効いたってだけか。でもそれが説得力あるとおもうのは、実際頭で考えすぎて心を病んじゃう現代のこの状況って、実は体を動かして気持ちいいで解決することも多分にあるんじゃないかと思うからかなあ。1話目でやった走りながら九九を覚えるじゃないけど、体を動かすことで頭や心に影響をおよぼすことは実際あるわけで、だからこそのガテン系民間人校長先生という設定こそが、このドラマの肝になってるんだよね。
あとは成瀬校長の言うことやることだけじゃなく、ミキちゃん先生の「手」の話でおにぎりってのが効いてると思う。体を動かすことと、手を使うことは忘れがちだけどやっぱり基本で、コンビニで買ったおにぎりよりも手で握ったおにぎりのほうが美味しいのは当たり前だし、だからこそ衛生面にも気をつけるという当たり前の繋がりが分からなくなってるのが今の現代っ子といえばそういうことなんだと。
原翔子はおにぎりの前に早退しちゃったけど、大橋先生の問題とは別に彼女自身の問題があることもわかったし、それはまた次回以降の話だけど理由あって教師いじめをしてたってことかなあ。というか恋か?いや恋ネタはやったからそれかどうか分かんないけど、何が気に入らなかったのかってのは早く知りたいな。でも来週は4年の本木先生の話なのかな?やっとか三浦翔平w

ベタな学校物じゃないからどこが落としどころか分かりにくいけど、結局情熱の問題ってことなのかなあ、教師面接とか大橋ノートとかを考えると。小学生の子供達と向き合うことは生半可な仕事じゃないからこそ、情熱と覚悟が必要だって話か。そしてそれを持ってるがゆえ、理想があったからこそダメになちゃった大橋先生が、立ち直ってもう一度向き合うことが出来るように導くことが出来るのが成瀬の能力ね。
大橋先生は立ち向かう決意をしたけど、実際生徒の反応が出る前に引きになってるから、この後どうなるのか、すごく気にあるなあ。そういう意味で、完全に解決はしてないってのがなんとなく今の現状の学校の難しさを表してるような気はする。
まあでも一人じゃ学校に行けないからと不登校の田畑を誘って一緒に登校しようとする大橋先生は激萌えです(笑)塚本ってなんでダメ人間こんなに上手いのかなあ(超ホメてる)
生徒に「先輩〜」って、何の先輩だよ、不登校の先輩かよw あとおにぎりの形で生徒を特定って、それ普通は絶対無理だと思うw
なんかもう登場人物のキャラ造形はすごく好みだから見てて超楽しい(笑)
ところでミキちゃん先生の持ってきた今週のお酒、「負け犬」ってほんとにあるのか?七転び八起きどぶろくだっけ、とか言われるとあるような気がしてくるぞ?w