そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

大切なことはすべて君が教えてくれた#8

http://www.fujitv.co.jp/kimigaoshietekureta/index.html
脚本:安達奈緒子 演出:西浦正記
 
今週はなんだかよくわからないというか、何を今さらな話オンパレードであった。
真面目に本当にわからないんですけど、校長はなんで半年前に修二を処分して夏美ちゃんを休職扱いにしなかったんだ?妊娠してるの、校長知ってたよねえ?婚約解消のショックで休職です‥‥でよかったじゃん。
そこで処分しない理由も全くわかんなかったんだけど、あの騒動を問題ないという校長も全く理解できません。
結局夏美ちゃんがその辺に適当に放置してた母子手帳で生徒全員に妊娠と、それなのに修二とはより戻さなくて結婚もしないってことが発覚して大問題に。こんどこそ保護者巻き込んで大問題。本当になんで今さら?
というかオレが親でもどうよと思うよ、この学校の対応。たとえ娘がいかにもな青臭い正論吐いたとしてもな!
おまけに修二の言い草ときたら、自分に自罰的な意味での立場や身の処し方しか考えてないから、夏美はもとより学校にも生徒にもまったく気配りのない振る舞いしかできてないと思うんですけど‥‥それでいいわけないと思うんだけどさあ、大人として。なんて自分勝手なんだ。呆れてものも言えない。反面教師はいいけど、信頼も尊敬もできないんだけどさ。どこら辺が信頼できるの、柏木修二という教師‥‥としか言いようがないですよ。
修二の方はクビにしてくださいでスッキリだろうけど、夏美ちゃんの方もいろいろなんで?って感じ。
生徒(直輝っちだよ)を邪険にして学校にバレちゃうことといい、なぜそこで見合い相手とくっつかないことといい、まあ確かに愛しかない結婚は不幸だとか、子供いてちょうどいいとかあんな取引まがいなこと言ってくる相手はどうかと思うけどさ。こっちもよく考えなくても人間としてクズだな。
だからといって、そこで修二を選ぶのもどうかと‥‥単にひかりに取られたくないだけじゃん?ちゃんと見てなかったけど。
肝心のひかりはというとなんか今回影薄かったな。ちゃんと見てなかったけど。(Twitterで実況はしてたけどな)
そして園田の言うことは正しい、だがムカつく。気に入らないw ひかりは結局自分が不幸だってことに酔ってるだけで、常に辛気臭く不幸を背負ってるっていうシリアス顔してたいだけじゃんね。園田の言うことは心に響いたみたいだけど、そもそもお前が悪いんだっつーの。ひかりの言うことは全く間違ってて、おまけに気に入らない。しかしむしろ、そこまで自分を世界の中心にいるって思える悲劇のヒロインっぷりがすごすぎる。まさに天の道を行きすぎ。今回の感想はなんでか仮面ライダーカブト分多すぎ(苦笑)
世界はお前を中心に回ってんじゃねーよ!と言いたいところだけど、少なくとも佐伯ひかりの中では彼女が中心で回ってるんだから仕方ないか。そしてこのドラマは佐伯ひかりの「胡蝶の夢」だもんな。突っ込みようもないよ。
他にもなんかあったような気がするけどまあいいや。←ああ思い出した、かわいそうな児玉くんのことだw ひかりがフラれた?のは当然ともかく、園田の激励を自分のこととしてひかりを元気づけようとする健気さだ。いいことあればいいね‥‥
なんか事後処理的な展開だと、妙に話がまとまってる分インパクトに欠けるなあ。この脚本って、セリフ回しはちょっといいような気はする。印象に残る言い方が多いというか。
まあ救いなのは、どう考えても頭おかしいアイタタ女生徒の佐伯ひかりのことを心底正しいと思って演じてる武井咲の胆力ですかね。まあ春馬もトダエリもそうだけど、こんな理解不能なキャラたち、自分のやってることが正しいと思って演じてくれてなきゃ、見てる方からしたらもっと酷いことになってるよなあ。そこだけがこのドラマが妙にリアリティを保ってるところか。
まあなんでそんな苦行を役者に強いらなきゃいけないのかってのは置いといてな。ホントに意図不明なドラマ。