そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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海賊戦隊ゴーカイジャー#10「トランプ勝負」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/go-kai/index.html テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/go-kai/
脚本:下山健人 監督:加藤弘之
『どんな手を使ってでも最後には勝つ。それが真の勝負師というものだ』 
 
まさにそれはルカ(笑)勝負師としてでなく、海賊としてだけどw
ルカが本気出したら強いってのは度胸かなと思ったんだけど、単に生き方が卑怯なだけじゃん?容赦無いよな、いろんな意味で(笑)さっすがスラム出身w
話としては頭脳戦で、まあそれはそれと思うんだけど、どうも加藤監督の問題点は演出にメリハリとハッタリが足りないことだな。頭脳戦の勝負なら、やってることは単純でももうちょっと無駄にドキドキさせてくれてもいいんじゃないかと思う。
そして縦に名乗りはいいけど、決めポーズでの地味さはねぇよ!なんだよ、あそこ。嘘でもいいから無駄な効果とか入れてくださいよ、むしろ「そこ、敵戦艦の中だろよ!」って突っ込めるくらいの。
演出が常識の範囲なんだよなー。以前よりだいぶマシにはなってきたからそこはもうちょっと勉強してください。ハリウッド映画とかさ。この話で見せたいポイントをもうちょっと絞って突っ込んで考えるとかさー。
この話のポイントって、ルカの敵戦艦の中でのヨクバリードとのイカサマ大勝負のドキドキ感と、その間にギガロリウムを盗みに潜入してる残り3人の鮮やかな大逆転なわけじゃん。そこはもっと上手く見せて欲しかったなあ。
脚本のそういう部分を上手く掴んで映像的に視聴者に伝えるのが監督ってもんだろよー。もうちょっと頑張れ。
脚本としてはまああんなもの、出来ればやっぱもうひとネタ二ネタいれといて演出で削るくらいの密度がほしいとこだけど、まあいいや。出来ればヨクバリードがいいキャラだから、それを見せるようなネタが欲しかったってくらいかな。幹部たちとヨクバリードか、部下たちとヨクバリードの。部下たちの間で勝負師として尊敬されてるネタとかあったらよかったのに。作り手の方の面白がってる感じというか、そういうキャラ萌えの気持ちが少ないよなー。ちょっともったいないなー。

まーでもカードゲームに興じるとか海賊っぽいし、マーベラスは何だかダメっ子属性持ちだし、敵艦の様子の描写がまるきりならず者丸出しとか、いろいろ描写は面白かった。ああいう風に敵生活感描写があると幹部の方の話も期待が持てるよ?
あとヨクバリードさんが大変に良い韮沢デザインでカッコよかった!ただイカサマが得意ってわりにあんなわかりやすいイカサマでゴーミンやズゴーミンに擁護してもらわないとイカサマにならないって、情けないぞ?w
いいけどなんかさー、番組の後半で殿下は合を煮やしたお父様に洗脳、もしくは改造されそうでしようがありませんよ‥‥( ´∋`)ガンバレ殿下、見るからに器は小さいけど!w
 
予告。
ジョー話でシンケン回‥‥ってより、ジョー過去で進藤学ちゃんの素顔出し!先輩って! (*゚∀゚)=3 ムッハー
いやそれもだがマーベラスカッコよすぎる! (*゚∀゚)=3 ムッハー
そろそろマーベラス様のカッコイイ話もみたいですな、ダメっ子萌え要員としてだけでなくw