そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

BOSS #8

http://www.fujitv.co.jp/BOSS/
脚本:徳永友一 演出:光野道夫
 
あれ、今週は面白かったオカシかったし、いつものBOSSだったよ!と思ったらまたメイン脚本家ではありません(苦笑)まあ面白ければ何でもいいんだけど。
光野さんの演出も、シーズン初めの頃のくどいハンディ風とかズーム効果とかないから見やすかった。画面的にいじるより、キャストの掛け合いが面白いんだから、テンポだけ気にしてストレートに見せてくれた方が絶対面白いと思うもんな。まああの効果はあれで使いよう‥‥とは思うけど。
今週の話は初っ端から野立の顔を立てるためだけにえりりんイケメンとお見合いす‥‥ってことで突込みどころ満載で、キャラの掛け合いがテンポよくちょっとブラックでオカシかった(笑)そうそう、こういうの見たかったの。
何でかゲストキャラも谷原章介竹中直人という大盤振る舞い的な?ひとりづつでも十分もつ役者さんなのに何でふたり一緒に投入?w 面白いから別にいいけど!
こういう場合ってえりりんのお見合い相手の石川さん(谷原章介)が犯人って確率90%で決定だけど、ドラマ的に対策室的にもその恩師の吉野教授(竹中直人)かも?と思わせるのは定番展開とはいえ、面白かった。ちょっとだけそのセオリー破ってくるかなと思いつつ、竹中直人シリアルキラーなのと谷原がシリアルキラーなの、どっちが楽しいって言ったら谷原に決まってるよ!(邪道な見方w)
案の定小川さんが犯人で、またそれをわかってて罠に掛けた対策班であった‥‥というお決まりだけど鉄板の展開。それでこそBOSS!(笑)
予想外だったのはまさか吉野教授まで殺されるとは思ってなかったってことくらいで、まさに恩師に罪をなすりつける外道キャラw まあそこでなぜそんなことを?に突っ込まないのもBOSSだけど、シリアルキラーに理由なんてないし、むしろ趣味である死体写真を撮り放題だから検視官になったっていう方が説得力あり。
まあ小川が犯人だろうってのは、被害者女性を殺すときの犯人の足音が明らかにビッコじゃないじゃんってことで、わざわざそのあとに吉野教授の足引きずってる描写とか入れてるから、そりゃ小川しかいないだろよという。
まあシリアルキラー脳梗塞で半身不自由になって犯行が途絶えるってのは、「絶対零度」でもあったネタだからそれかなーとも思ったけど、そう思わせといて単に剣士の立場からそれっぽい証拠を作って罪をかぶせるっていうとこが捻ってきたかと。過去の未解決事件が、小川が証拠を消してたから解決できなかったとか、その証拠から自分で犯人を突き止めて殺して成り代わったとか、そこら辺の描写や事件の手口の加減、展開も面白かった。
そんな中で相変わらず若い女の子のが夜出歩けないと野立会の存亡の危機とかうそぶく野立とか、デートにしか見えない化粧品の買い物は実は偽装工作のためとか、地道に恋愛が進展してる片桐とか(木南晴夏って、妙にリアルw)恋愛オーラ見えてんのかやまむーとか、寄りにもよって天海祐希にヘリウムとか(爆笑!)、小ネタもいろいろおかしくて笑ったよw 野立はホントはえりりんが好きなんじゃないのーってのは暗黙の了解だけど言っちゃダメってことかw むしろ片桐よりも不器用じゃねーの?w
こういうマジメなのかふざけてるのか、どこからどこまでがお遊びなのか本気なのか、傍から見たら公私混同かよ?とか遊んでるふうにしか見えない中で、事件はきっちり解決、プライベートはちょっぴり残念‥‥ってのが、オレらが見たかったBOSSじゃないかと思うんだが(笑)
今週は面白かった!毎週こうだといいなあ!