そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ドン★キホーテ#2「勝手にひきこもれ」

http://www.ntv.co.jp/dq/
脚本:大石哲也 演出:中島悟
 
今週はスカっと面白かったー!爆笑した!(笑)
つーか、何でヤクザ物で「鮫島」じゃなくて「鯖島」なんだろと思ってたんだけど、「新宿鮫」も鮫じゃなくて鯖?「新宿鯖」かよw(しかも漫画?)
というか、めちゃくちゃ読み込んだものをなぜそんな情熱で読み返す(苦笑)そして漢字が読めないって、どうやって内容を把握してた!?ワケワカンネーw
そしてカチコミに行く姐さん、チョーカッコイー (*゚∀゚)=3 ムッハー
今回は引きこもり中学生相手だったけど、なんだかわからないうちに事件?解決。
前回言ってた児童相談所のやることが「家族の再生」だとすれば、今回はちゃんと家族は再生したしね。前回はそこら辺が未解決的だったからすっきりしなかったんだなーと。
確かに今回の鯖島(見た目城田)は自発的に行動してたよ。ただマトモな児童保護司としてはまったく機能してなかったけど(^_^;)
機能してないのに、鯖島が自分勝手な行動をしてるだけでなんとなく上手く回ってしまうってのは、もしかして話の都合じゃなく彼の人徳なんだろうか?鯖島組のやりとり見てちょっとそんな気はしたよ?
漢字が読めない乱暴バカでも、あんなにも組の者に慕われてて、あゆみ姐さんにも愛されてんだから、たぶん乱暴バカの極道者なりに筋が通ってんのかなーというか。だってあの感じだと鯖島本人がヤスを助けに行ってもいつも通りなら鯵沢の挑発に簡単に乗ってたんだよな。それが見た目鯖島でも中身の城田が土下座して回避‥‥まあそうなるだろうと思ったけど、鯵沢もあっさり引いてよかったねというか。城田がヤスのことを心配しての行動が、図らずもやってることは違っても、気持ち的には鯖島と同じ思いだったってことか。ヤスのまなざしが熱いぜ?(笑)
あそこの組はまさに任侠的に言うところの「鯖島一家」であって、ヤスも単なる極道的に言うところの「兵隊」じゃないってとこが、鯖島一家の結束力なんだよな。そして保護司の仕事の「家族の再生」にはまったく理解を示してなくても(というか興味なさそう)、やってることの結果はちゃんとそうなってるというね。
なんか城田と鯖島はまったく似てないし、やってることのベクトルも全然同じじゃないんだけど、どうしてか結果は児童相談所の望んだ結果(城田の、ではないw)になってるという‥‥
一番おかしいなあと思うのは、ドラマとしての因果関係とか人物対比にまったくなってないんだよなあ〜。なのに話としてはちゃんと収束してるというね。それが不思議なんだよなー(^_^;)
1話では本来の鯖島仁のキャラとしてそういう部分が描かれたわけじゃないから、あの虐待児童、駿くんとその親たちに対してのスタンスって分かりにくかったんだけど、こうしてみるとあの鯖島一家の様子とか有りようが、まんま鯖島仁の人柄を表してたのかなあというか。名前の「仁」は任侠だろうか、徳としての「仁」なんだろうか。
でも鯖島的には、普通の家庭の坂本家に対して「こうすべき」とか「こうあるべし」という要求はまったくないし、むしろどうでもいいんだよね。視聴者的にも鯖島がどういう生い立ちかはまだ知らないから、ああいう家庭内別居状態の家族に対して物申さない鯖島があまりにも部外者すぎて、どう受け止めたらいいのかわからない‥‥というか、普通は極道的な人情的解決じゃないのか?何でそうじゃないんだ?(笑)鯖島、普通の人達に興味なさすぎるw
だから少なくとも今回も、引きこもりの亮介とその家族へは説教とかマトモな説得とかで問題解決をしたわけじゃないんだよなあ(笑)まったく役にも立ってないし、本当にただただ押しかけて漫画読んでただけだという‥‥(^_^;)
というか、引きこもってた亮介くんは、あの追っかけてきた鯖島(見た目は城田)の「漫画は必要だけど、お前はどうでもいい」に反応したのかなあ。
そして本来いるべき家族がみんな家の外に出されているというおかしな状況があって、ないがしろにされた怒りを鯖島(見た目城田)に向けたら、そのまま家族に言いたいことを言える逆切れ的な勢いになっちゃったと。
そしたらあの家庭の中で抑圧されてたのは、実は亮介とお母さんだったてことがわかっちゃって、言いたいことを言ったらみんなで家を取り戻そうとドアを叩き続け、当の迷惑を賭けてる張本人が「近所迷惑だぞ!」とひょろっと出てきておしまい。(笑)
一見鯖島(見た目城田)は保護司の仕事もしてないし、坂本家には迷惑しかかけてないけど、終わってみるとなんか知らないけど家族がちゃんとまとまっていたという不思議。確かに家族は再生されたよw 素麺を囲んで家族団らん!素晴らしい。やっぱり家族って、ちゃんと顔を付き合わせてないと家族じゃないんだよな。そしてそれは鯖島や城田がそう諭したわけでも、ドラマ的にそういう落とし所だというわけでもなく、あの家族自身が見つけた家族としてのこれからの有り様だったんだってところが、なんか深いなあ。
少なくとも鯖島は人情ヤクザじゃないし、他人のためになにか使用って心持ちはないんだよな。城田も気持ちはあるんだけど、ゆとりっぽいというかどちらかというとマニュアル的な心無い対応だし、やってることは正しいんだけどなんかその微妙な空回り感がドン・キホーテなんだろか?少なくとも冒頭ナレーションのいう「ヒーロー」とは今のところ言いがたいんだけど?

駿くんはずっとあの施設にいて、鯖島(見た目城田)が構っていくのかな?任侠漫画とか渡されてもなあと思うけど、だんだんなついていくのか?やっぱり彼がそもそもこの入れ替わりの超常現象を呼んだのかしあら。じゃあ彼が無事にお母さんの元に戻る時が二人が元通りになる時なのかな?
それにしても城田を高橋克実がやると、マニュアル対応のゆとりっぽさが生真面目ないい人に見えてくるし、鯖島を松田翔太がやると意外と細かいきっちりした性格が相当傍若無人に見えるという不思議。大丈夫なのかそのキャラは?(^_^;)1話の入れ替わる前の、それはそれで妙にハマってた感じの二人のキャラを忘れそうだよw

いいけど洋服を着替えるのはともかく、風呂にもはいろうよと‥‥あ、風呂には入ってるのかな。じゃあなぜ同じ服を着るのかとw 着替えとかダンスとかイケメンネタとか、細かいとこで笑うなあ(笑)