そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜#2

http://www.fujitv.co.jp/C-273/index.html
脚本:浜田秀哉 演出:岩田和行
 
1話目こそちょっと設定の違いに戸惑ったけど、なんかもうこれはキャラだけ同じで設定がちょっと違う別のドラマだと思っていいんじゃないかと思った。というかいつの間にか別のドラマのつもりで見てたw
よく考えなくてもキャストが増えて、ドラマの設定が終わった事件を捜査する部署からほとんどスパイ活動のような捜査のための情報収集の部署になったところで相当ドラマ作りの手間が増えてるんだけど、スタッフはそれを当然予想してたんだよね?それでもこのネタをやりたかったんだよね?それだけでもうここのドラマ班のやる気に脱帽‥‥だよ。
話及び事件が複雑で、しかもたぶんよく練りこまれてるから突っ込みようがないくらい完璧な気がして、予想したり想像したりする余地も、主人公の桜木(上戸彩)に感情移入するひまもないくらいなんだけど、それはある意味ドラマの楽しみ方としてはマイナスな気がしなくもないんだけど、情報収集や捜査員たちの動きがテンポよくスピーディで、ちゃんと見てる限りは退屈しないから面白いかな‥‥ってなんか、すごく消極的な楽しみ方っぽいなー(苦笑)
まあただ、話に突っ込みようなくあれよあれよという間に事件は解決してもキャラは同じだから、桜木がこういう仕事がものすごく苦手だろうなというのがわかる以上、あの捜査方法に戸惑いや迷いがあるのはすごくよくわかるんだよね。
でも特に今回みたいな事件の場合、たとえ何の落ち度もない誰かの幸せを壊すことになっても、同じようにどこかの誰かの命を救わなければいけないという使命感で仕事をすることの厳しさと冷静さが必要だと言われたら納得するしかないし、桜木がそれを一生懸命納得しようとしてるのは共感できるんだよね。性格的にクールになりきれないなら経験値でそうだと覚えこむしかないもんな。不器用なカメとしては。
視聴者的にはあの結果としてひどい目にあった香織さんになんか説明して欲しいと思いつつ、伝言メモを消去する桜木の気持ちもわかるから、同じような痛みを感じる、それを楽しむドラマってことかなあ。
ドラマ的にはスペシャルの塚本が殺された事件を追っかけるってことと、今回の沢田のバックにいたやつが最終的な黒幕ってことで、ひょっとしたらそれは関連があるのかなあ?あと瀧河(桐谷健太)が3ヶ月後にやめるのか?何で?そこら辺を楽しみに。
今回は北大路欣也が外に出て、杉本哲太はわりと中なのかな。あと営業マンから転身した磯村がいじられキャラっぽくて気になってたんだけど、小林高鹿だってやっと認識したよ(笑)そうだよ、松賢が出てた昼ドラの婿養子(だっけ)の人だよなw
あとなんか白石さん(中原丈雄)がカッコよかったー!白石さんは何でも出来るなあ。