そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

輪るピングドラム#6「Mでつながる私とあなた」

http://penguindrum.jp/
シリーズ構成・脚本:幾原邦彦伊神貴世 絵コンテ・演出:山崎みつえ 作画監督:いしかわともみ・中村深雪(補佐)
 
なんかいろんな意味でスゴすぎる。いろんな謎がまた振りまかれた!
苹果ちゃんの日記は死んだお姉さんの桃果の日記で、その日記を再現することで家族が再生できると思ってるってことか。
でもその日記も妄想だったって可能性はあるよなあ。というか、小学生の桃果ちゃんが書いた日記だから妄想か。だよな。
一応多蕗くんは桃果のことを特別だとは言ってるけど付き合ってたかどうかは分からない、っつかまあどう聞いても付き合ってた風だけど、小学生だよね?
一見多蕗くんの言ってることはロマンチックだけど、あの演出の不安さを見るに当然それはそれはいわゆる「呪縛」ってやつだし、多蕗くんのシュレディンガーの猫はもうとっくに蓋を開けられて死亡確認されてるんじゃん?というかそれって今の陽毬と同じってことか。生きているんだか死んでいるんだか分からない不確かな状態。それを受け入れずに何とかする方法があるとすれば、それがピングドラムってこと?むしろそれを利用してクリスタルはつまり「世界を革命する力」的なものを手に入れたいと思ってるってことかなあ。これの場合の世界を革命する力って、運命を自分の思うとおりにする力だけど。デステニー。
でも多蕗くんは今は大人になってちゃんと彼女がいるんだから、桃果ちゃんのことが完全に「過去の思い出」になってるんなら問題なしだけど、あの言い方だとそうでない可能性もあるよな。未だ何もかもがぼんやりした世界で生きてるっていう。ああ何もかもがシュレディンガーの猫だよ(笑)なんとなく見えるような見えないような。
1話の銀河鉄道の夜的な見方だと、苹果ちゃんのやってることは愛ゆえの無償の自己犠牲だけど、その結果はとても頭のおかしい行動ってことで。桃果ちゃんのやりたかったことを「運命」として、その妄想を実行することで現実にしようとしてる苹果ちゃんの異様さがますます浮かび上がるばかりの今回でした。
ストーキングだけでもアレなのに、妄想日記がお姉さんのもので、それを忠実に実行してるって怖すぎるというか壊れてるというか狂ってるよ。しかもそれって両親、むしろお母さんの態度のせいじゃん(-_-)コワー
そして夏芽真砂子が不気味すぎ。ピング玉のスリングショットコワい。
苹果ちゃんの「プロジェクトM」(マリッジ?)と夏芽真砂子の「プロジェクトM」は同じものを指してるのかなあ?
今はまだ冠葉の行動と夏芽真砂子の行動はピングドラム探しにまったく関連してないよな‥‥と思ってたら夏芽真砂子の膝にペンギン。まあ関係ないはずないんだけど。彼女は誰と話してて何をしようとしてるのか。
苹果ちゃんのお母さんが一瞬「高倉」って名前に聞き覚えある風だったけど気のせいじゃないよね。夏芽真砂子が冠葉恋愛被害者の会の子たちの記憶を消してくのも運命に決められたことなのか。だったらその目的は?
「運命」という言葉をどう捉えるかで世界の見え方って変わってくるって話?デステニー。
ところで苹果ちゃんはあの床下にどうやってベッドマットとか入れたんだろう?そして小学生の苹果ちゃんはDEATH NOTE持ってたよ?それもデステニー?