そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

それでも、生きてゆく#6「招かれざる客」

http://www.fujitv.co.jp/ikiteyuku/index.html
脚本:坂元裕二 演出:宮本理江子
 
感想書くヒマなくて放置してたけど、やっぱり見ただけじゃなんとなく頭に入らないねw このあとも何とか追いつく!
今回の話は文哉が亜希ちゃんを殺したことをまったく反省してなかったってことで、すごく辛い話だった。
文哉が反省してないこと自体より、何か理由があったんだろうとか殺したことを反省してるんじゃないか、せめてそれを謝って欲しいと思ってる双葉に対して、事件への後悔や反省がないとわかってしまうことがどれだけ酷いことか考えるとてことで。双葉に対しては優しい兄であろうとしてるから余計に。
んで、その話になると洋貴に謝ってという双葉をうっちゃって逃げる文哉にすごく腹立つんだけど。もちろん満島ひかりの熱演があまりに凄まじすぎて、そう思わざるをえないってのもあるけどさ。
てかさ、被害者家族の藤村さん(相変わらず小ぎれい)が洋貴に対して、加害者の妹である双葉といることを非難する気持ちはわかるんだけど、今までこのドラマ見てた視聴者からしたって余計なお世話だって思うんだ。そういう普通の感覚とか関係じゃないってのをわかろうとするのって難しいよな。
だからなんかあのカラオケのシーンがすごく痛々しいというか、それなり共感して分かり合ってたはずの洋貴と双葉がああいう行き違いになっちゃうってのが。行き違いというか、板挟みの双葉を見てるのはキッついなあ。双葉には幸せになって欲しいのにー。
そして洋貴がウーロン茶だって言ってるのにジンジャーエールを頼むとかどれくらい動揺してるんだという。しかもそれに突っ込む洋貴もなんだかなーというか、その二人のとっ散らかりようで関係性がなんとなくわかるというのも。ついつい笑っちゃうようなシーンだからこそ、余計その気持のすれ違いが痛いというか。
ただよくわかんないんだけど、前回までの話見てたって洋貴と双葉は同じ立場で、お互いそれをわかってるてのがあるから前に進めたってのはあるのに、なんでそこで双葉は文哉について行っちゃうのかなあと。
ついていくというか、たぶん文哉が反省してるという確証を得たかっただけだと思うんだけど、双葉ってわかりにくいからなあ(笑)もちろん「お兄ちゃんだから」ってんならその理由だってとても大きいと思うけど。
成り行きで釣り堀に謝罪に来た駿輔と隆美が響子に謝っても、響子がそれを受け入れられないのはその二人に謝ってもらっても意味がないからで、「そういうことじゃない」ってのは文哉が反省してるかどうかを知りたいってことだもんな。
でも結局、一番心を開いてると思う双葉に対してもああなんだから、文哉のわからなさって全然見えなくて怖いよ。
というか、洋貴たちにもだけど双葉や家族にどれだけ迷惑かけてるんだという、そういうとこの反省もないよな。どうしてそうなった?その理由が自分たちが父親の連れ子だったからって、本当にわからない。本当にそれだけなの?
視聴者ですら感じる文哉のそのわからなさに、双葉がどれだけ絶望したかと思うと、本当に辛いなあ‥‥
農園のあの女が通帳持ちだしたときはどうしようかと思ったけど、まんまと彼氏に捨てられて警察沙汰になったときはスッキリしたよ。というかそれでも性根が悪いのは治らないんか?もう死ねばいいのに(-_-;)
結局それで真岐とかにバレちゃってるけど、真岐の態度も大概だと思うけど娘いるからしょうがないよなあーとしか思えないよ、まったく同情できないよ、文哉‥‥( ´∋`)