そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

「TIGER & BUNNY〜ありがとう。そして、ありがとう!〜」ライブビューイング

場所:バルト9・シアター6
日時:9月17日(土)24時〜5時半
出演:平田広明(ワイルドタイガー/鏑木・T・虎徹役)・遊佐浩二(ルナティック/ユーリ・ペトロフ役)・井上剛(スカイハイ/キース・グッドマン)・さとう けいいち(監督)・西田征史(シリーズ構成)・桂正和(キャラクター原案・ヒーローデザイン)・尾崎雅之(エグゼクティブプロデューサー)・田村一彦(プロデューサー)・松井千夏(プロデューサー)・
※井上さんは当日飛び入りw&コメントVTRで森田成一バーナビー・ブルックスJr.
 
タイムスケジュールは、キャストトーク→24話→休憩・ビューイングでは平田&遊佐のトークあり→スタッフトーク→25話最終回Ust同期@Twitter→休憩→3話・5話・15話・21話25話→尾崎P締めの挨拶 でした。結局終わったのは5時20分くらい。会場によって出場規制ありって感じ。司会はプロデューサーの尾崎さん。
結局全部で44会場だったか、スクリーンは88かな。全体で2万2000人のビューイング。新宿のバルト9では最大のシアター9でイベントやって、他のシアター全部でビューイングってことに。ちょっとすごいかも。
 
最終回の感想はMX見てからにするとして、キャストトークのほうは井上さんが飛び入りでやってきて、この日高知に仕事行ってる森田さんのVTR(長いw)がありって感じ。キャストのトークはまあ特にって感じだったかな。森田さんの代わり?のピンクBUNNYぬいぐるみ抱えた平田さんの投げやりっぷりなトークがなんだかちょっと虎徹っぽいというかw
話し始めて10分くらいのとこで森田さんのVを流して、それがが6分もあったことに長い長いとブーイング。森田さんはVTRで自前のバニ耳つけてたw
キャストトークは全体になんだか愚痴っぽいというか(と感じたけど)、平田さん、虎徹が本当にバカだと‥‥(苦笑)
ベタに薬入りのコーヒーを飲みそうだったり飲まなそうだったり、ビンズを見つけたのに気がつかなかったり、もう一個のピンズを見つけて今度こそと思ったらやっぱり気がつかなかったり、本当にバカなのかと思ったと(^_^;)
しかも遊佐さんのルナティックが21話に出てから24話まででなかった話して、虎徹がそんなんいベタに迷わなきゃルナティックももう少し出る暇あったろうにとか、なんか展開批判か?(笑)いや突っ込みたい気持ちはよくわかるけど(笑)
あとはスカイハイやネイサンのアドリブが多いとかそんなことを。というかここら辺から24話の前半放送くらいまで眠くて眠くて、ちょっとあやふや‥‥

スタッフトークの方はかなり面白かった。まあオレ、あんまり関連コメントとかインタ見てないせいかもしれないけど。
内容は最初CMをやろうっていう話だったのがポシャって、じゃあその設定でアニメをやろうってことになったとか。西田さんは似たような、5人の戦隊的ヒーローの生活感あふれる話のネタが合ったんで、それがハマるかなと思って引き受けたらしい。
あとは番組タイトルがなかなか決まらなかったとか、虎徹の名前がバスティーだったとか(巨乳っていう意味があるってことで本決まり前に却下w)、そういうネーミングや設定関係がなかなか決まらなかったっていう話かな。どうもプロデューサーたちや監督、シリーズ構成の西田さん、桂先生たちが何度も集まってミーティングしてたらしいけど、桂先生いわくそのたびに設定変わってる的な話?決まらないって、そこがもうおかしいだろって気がするけど‥‥(^_^;)コンセプト詰めてなかったのか?
キャラ的には虎徹が男やもめだったのもあやふや設定というか桂先生は結婚指輪描いてないっていってたし。気がついたら指輪してたとか?おいおいw というかオレ思うんだけど、誰がどう見ても結婚指輪なのに、どうして他のヒーローズは虎徹が結婚してるって思ってなかったんかなあ?不思議。
あと禅ビーストっていう日本かぶれのキャラがもう一人いたんだけど、折紙と被ってるからってことでいなくなった。たまたま桂先生がキャラは描いてなかったけど、むしろその禅ビースト押しだった。なんであえて折紙と被った日本かぶれキャラを出してるのか、ちゃんと整理してからキャラデザを発注してくれと先生。監督陣はどうしてもやりたかった←イミワカンねえw
キャラが固まってないうちからデザインを出すように言われて結局没になったラフがたくさんある→原画集に載ってるので、話し共々そちらを見て欲しいと。
それと、折紙とキッドのキャラがギリギリで、プロデューサーがフランスまで取りに行ったとか。デザイン自体は難航しなかったけど描くヒマがなかったという話など。
ヤンジャンのマンガは、一番書きやすかったのは折紙。オレもそう思ったよ、だって一番楽しそうに描いてたもん(笑)
それと監督のこだわりは音らしくて、サントラは映画っぽい感じを狙ったんだそう。
あと面白ネタとしては、Ustの海外配信は数時間遅れだから字幕対応してるって話で、虎徹がバーナビーを呼ぶときの「バニー」は普通に「Bunny」だけど、「バニーちゃん」は「little Bunny」だとか。予告で虎徹が英語タイトルを読めないのはそのまま字幕なしで流してるらしい(笑)
まだ他にももっといろいろ話してたんだけど、まあこんなとこでいいや。←なんか急にめんどくさくなったw
 
んでちょっとオレが思ったことですが、なんとなく全体に桂先生とかちょっと文句っぽかったというか、気安いから言えるのかもしれないけど、監督やプロデューサーレベルでの設定の詰めが本当に甘いと思うんだけどさ。やたらコロコロ設定が変わるとか、コンセプトがちゃんと詰められてない証拠だよね。あと西田さんの肩書きが脚本家でなくシリーズ構成ってのもちょっと気になったかな。大枠はあるんだろうけど、なんかやっぱ全体としてチグハグというか統一感ないというか‥‥まあそこら辺のユルさもタイバニがヒットした要因なのかもしれないとは思うけどさ。でもやっぱ、もうちょっと世界観がきっちり決まってたらもっと楽しかったと思うんだよね。空白の10ヶ月間がとかいうレベルの話でなく、ウロボロスにしてもシュテルンビルトの街のシステム自体にしても。最終回ネタバレになる話もあるんでこれ以上は言わないけど。
でもってさとう監督ってUst最終回名場面コーナー見ててもわかるというか虎徹が大好きっぽいけど、むしろ監督=虎徹、だよね。出来上がった作品の虎徹がなんとなく監督っぽいってのはスタッフの総意なのか?(苦笑)ただ、オレずっと虎徹って好きじゃねーって言ってたけど、なんかちょっとあの監督苦手‥‥かもっていうか(ファンの人スイマセン)、むしろ虎徹を好きになれなかったのはそのせいか‥‥と、ぼんやり思ったというか(^_^;)
つかトーク40分くらいあったけど、その間監督ってあんまり設定に関わるような裏話に噛んでないんだよね。まあこれは想像なんでそうじゃなかったらスイマセンって話なんだけど、さとう監督って細かい設定の詰めとか統一感持った世界設定とか作れないタイプなのかな?
漠然とこういうネタやりたいとか、ものすごいマクロ的な心情(それも薄っぺらなんだけど)に関してはそれなりあるんだろうけど、話し聞いててこのアニメの作品世界の構築にあまり関わってないような気がしてしょうがありません。
だからなんとなくこの作品の設定って統一感なくてしかも薄っぺらなのかー‥‥と思った。普通、そういうのをまとめるのが監督の仕事じゃないかと思うんだけど。一応「THEビックオー」は肩書き的には世界設定やったんじゃなかったっけ?
まー実はこないだざっくり作業しながら通して見返したら、なんとなく虎徹もカワイイなあと思えるし、設定ゆるくてもキャラ萌えで気にならないとこはあったんだけど、やっぱりなんか、いろいろ細かいとこでモニョるんだよなあ(^_^;)
ヒットしてるし、見ててなんとなく楽しいからいいんだけど、根本的に作品としてダメなとこがあるってのは絶対忘れはしないよ。
上のネガティブコメントについては、あくまでも他のスタッフとの掛け合いとか、やり取りとか言い方のニュアンスでそう思ったって話ね。
 
上映は大きな画面で結構みんなで突っ込んだり歓声上げたり拍手したりしながら見てたんで面白かった。セレクションもだいたい予想通りだったし。
イベント自体は面白かったです(*´∀`*)
 
GIGAZINEに記事が来てたんで張っとくー。まだまだこれからって感じだなー(^_^;)