そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)#25(終)

http://www.tigerandbunny.net/

#25 Eternal Immortalty.(永久不滅)

脚本:西田征史 絵コンテ:北村真咲・さとうけいいち 演出:北村真咲 作画監督:小林利充
 
ライブビューイングの劇場のデカい画面でみんなで見た最終話は大変に面白かったです(笑)
なんだろうね、突っ込みどころはあるけど、なんかもうこれはこれでいいやって気分にならざるを得ないというか、だってすげー楽しかったんだもん(笑)内容的には相当に「えー」「あれれー」だけど、まさに第1話のサブタイ通り「終わりよければすべてよし」かと(笑)
だってさ、ホントに一番の突っ込みどころは「おじさん、死んでないじゃん!」だよね。そして一番の爆笑どころも「おじさん、死んでないじゃん?」だもん(笑)
いや、直前に24話のおさらいしてて、そういやこてっちゃんがゲホゲホしたときに、血吐かないなー?とは思ったんだけど、そりゃ吐かないよな、そんな傷じゃなかったんだから(笑)そして単にスーツがぶっ飛んでたからバイタルサインが取れなかっただけで、しかも結局スーツが焼けて火傷しただけ‥‥的な?
そんなこてっちゃんが、アニエスさんたちのカメラ画面の中で、楓ちゃんを人質に取る卑劣なマーベリックの後ろからのそりと立ち上がった時の場内のドヨメキと言ったら!(笑)どこがカタルシスって、あそこだよな。あれでマーベリックをぶん殴るおじさんカッコイー!
そして飛びつく楓ちゃん(当然)になんでか抱きつくバーナビー(ええっ、おいおいw)おまけに「づぅわいがぁああ〜」のブルーローズたん(お前もかw)で更に爆笑(笑)なんかもう、突っ込めねえ(笑)
よく考えなくてもバーナビーが勝手に死んだって言っただけだよな。単に気絶してたとか勝手に殺すなとか、しかも本人自らちゃんと脈取ったかだの確認しろ的なこと言うとか、まったくだよ!としか言いようないし!(笑)
前回のチャーハンとまつ毛に続いてこれかよーと(笑)こういう落とし方はさすが西田さんかw
んでもってマーベリックがNEXTだって知らなかったロトワングはタワーから蹴飛ばされてあっさりお亡くなりに。ああ、お気の毒!(あんなとこからいろいろ落ちたら下の人危ないよなw)
そのマーベリックさんもヒーローたちに暴言吐く様子を中継されるとか、アニエスさんたら、記憶戻ってるのに戻ってないふりとか、カッケー!(笑)さすが視聴率至上主義者、おいしいとこはもって行くよな!(笑)
さすがにマーベリックさんもこれまでと観念して、自分で自分の記憶を消去だか書き換えだかしてボケ老人に。あたま山かよw
しかしそれを許さないルナティック先生、キター!ボケ老人だろうが何だろうがお構いなしにマイ正義でマーベリックさん抹殺。終始一貫してて清々しいよ、ルナティック先生!もはやカッコイイとすら思えるその間違い正義!(笑)捕まったんだからちゃんと裁判して罪を認めさせるのが社会の筋ってもんだろよw
結局虎徹はヒーロー引退、バーナビーも目的がなくなってヒーロ辞めて自分探し‥‥とか言ってのに、さくっと戻ってきたよ。
でもやっぱ1年後って、時間経ち過ぎだと思うの。せいぜいひと月くらいだよなあ。もっと早く墓参りに行けよってーの(^_^;)そしていろんなことに気づくの遅すぎバーナビー。まあバーナビーの復帰&コンビ復活をクリスマスの命日にしたかったんだろうけどさ。
そして復活はまんま1話と同じくお姫様抱っことか!(爆笑)
言ってることも別にカッコよくはないけど、抱っこされたままってのはどうなのよ、タイガーw ホント、終わり良ければ全て良しだよな。
なんかこの終わり方で問題なく満足。イベントで脚本は2月にはできてたって言ってたけど、この異常な人気が反映されてない予定通りの終わり方って感じで、なんの問題もないよ。むしろこれでよし!な感じ。
まあちょっとわかんなかったのは、黒虎軍団のセーフティモード発動かなあ。あれって結局斎藤さんが解読したってこと?よくわかんなかったよ。そしてあの暗号も意味分かんないよ。両親の誕生日足したらバーナビーの誕生日・体重で、それが両親に守られてるってどういう意味?素でわかりません。アンドロイドのセーフティモードの解除キーがバーナビーの誕生の数字?なんでロトワングさんはその解除キーを変えなかったの??? 20年も前の研究だったら、相当バージョン進んでるはずだよね。意味分かんない。
でもまあそこくらいかな。
やーでも、前半のヒーローズVSブラックタイガーアンドロイド軍団との戦いとか、超カッコよかったし!ほんとにこういうの、もっと見たかったよ、ちゃんとヒーローズが能力使って戦ってるとこ。今回はちゃんと動いてたしカッコよかった。なんでいつもは作画、動いてなかったの?
というか思ったんだけど、ヒーローたちの能力って普通の一般犯罪者相手だと相当オーバースペックじゃね?黒虎軍団相手にやってるのと同じ程度に戦ったら、犯罪者、死ぬよ?(笑)死ぬから今までこんな戦い方してくれなかったのかしらん?カッコイイのに。

あとマーベリックさんの「正義が輝くとき、必ず絶望が必要なんだよ」ってのもなんか歪んだ正義だなあ。しかもそう思ってシュテルンビルトを繁栄させたのに、結局何がやりたかったのかよくわかんないと言うか、ヒーローという正義が輝くためには絶望が必要とかいう論理の愛のムチにしても、意味わかんなさすぎるよな。ヒーローを排除しちゃったら意味無いじゃん。しかもNEXTを認めさせるためだったのになんでかアンドロイドでヒーロー軍団作るとか意味ワカンネ。もしかしてウロボロスの方針転換?普通に考えたらアンドロイド軍団って、軍事転用のためだよね。そのための開発ならわからんでもない。そしてマーベリックさんの一貫してなさは操られてた、もしくはウロボロスの指令通りだとかね。
だから結局バーナビーが言ってた「事件の真相」にしても、何が真相だったのか‥‥ってのはわからずじまい。まあそれはそれでというか。
つか、ウロボロスのマークって最後のお札の透かし?に当たり前のようにあるくらいだから、まんまウロボロスフリーメイソンだよな。なんで誰も気が付かないのか不思議でしょうがないけど。みんな知ってるけど言っちゃいけないことなのか。
それならマーベリックのやってることはわかるから、「そういうもの」としてそこは描かれなくてもいいんだよな。
追い詰められたマーベリックが、捕まるくらいならと自分自身を滅ぼさなきゃいけないくらいの組織ってことだよな。まさに自分の尻尾を飲み込む蛇。自分の始末は自分でつけるのが組織の不文律なのかも。
でもって、それはもう正義とか悪とかってレベルの話じゃないんだよなあ。マーベリックを黒幕として処分したルナティックでも、たぶん潰すことのできない社会の仕組みだもんな。うん、ウロボロスは社会そのものだよなあ。ヒーローたちじゃどうにもならないよ。
そういう意味で真相は闇に葬られ、まあそれを良しとするかどうかってことでしかないと思うから、これの続きをやるとしたらどうなるのかなあ。またウロボロスと戦うって話になる?むしろこれだとルナティック先生がそういうことを許せるかどうかって話であって、ヒーローズたちはそういうとことは無関係だよね。そもそもたぶん、ウロボロスって「悪」じゃないと思うし。
ウロボロスの実体にルナティックはまだ気がついてないのかなあ。マーベリックを黒幕として許さなかったのは、ルナティックの正義を考えてもNEXT能力者のヒーローがコケにされたから‥‥としか思えない。それ以外に理由あるっけ?w
でもこの終わり方はよくありがちだけどわりと好きな方だな。最後のコンビ復活もだけど、黒幕を匂わしつつ終わるとかね。
バーナビーもうかつに真相とか知らないほうがいいのかもしれん。知ったら消されちゃうよね、両親みたいに。
あー、そこら辺にうっかり踏み込んじゃって、改めて両親殺害の謎を探ってウロボロスから狙われるバーナビーってことで、逆にヒーローズが関わっていくって話はありかもな。なんか続編があるのなら。発端として関わるならバーナビーか、ルナティックだよなー‥‥とか何とか考えながら、映画なり次のTVシーズンなりを待ちたいと思いやす(笑)