そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

南極大陸#3

http://www.tbs.co.jp/nankyokutairiku/
脚本:いずみ吉紘 演出:福澤克雄
 
さて、いつ切るかなあと思いながら見てたんだけど、集中して見てるわけでないPC作業しながら(といってもちゃんと見てるよ)とはいえ、何がどうなってるのかサッパリわかんなかった気がする。
いや、話の概要はわかってるよ。なんでそうなってるのかがサッパリわかんないんだよ(苦笑)
観測隊の3ヶ月分の食料が到着早々に流されたとか、犬ぞりまったく役に立たねーとか、どゆこと?
というか、あれ?あそこ接岸不可能な岸壁じゃなかったっけ?いつの間にみんな上陸したの?天候不順で足止め‥‥とは言ってたような気はしたけど‥‥(公式見てきた。横っちょから南極地陸目指すことにしたのねん、てよりも、一ヶ月も足止めってのんびりしてんなあー)
それよりなんで犬ぞりはトラブったの?全然わかんなかった。もちろん犬たちは犬ぞり引かせて訓練してたよねえ。長旅で犬も疲れてたの?
つーかこの番組の犬のドラマと人間ドラマのベストバランスはどこなの?
まとまりのない有耶無耶なエピソードをやってるうちに越冬開始。教授たち、帰っちゃったよ。こんなんで大丈夫なの?あ、でも南極料理人堺雅人)いるから大丈夫かーw‥‥とか思ってたら、また最後に食料流された−!?もう本当にバカなの?あの人たち‥‥

なんかもう見る前からわかってたけど、福澤監督のこういうトラブルありきで話をすすめる作劇って、方法論として本当に肌に合わないよ。いやこういう作劇はあってもいいんだけど、この人がやるとなんかものすごく薄っぺらいというか、描きたいものが何もないから、展開があっという間に頭の中を通過しちゃうんだよな。そして何も残らない。
あんなにいい役者たちを使ってるのに本当にもったいない。オレは別に木村くんをどうこう言うわけじゃないけど、彼は彼でいてくれていいんだけど、それでもやっぱり木村ありきの、木村だけがヒーローなご都合展開はどうかと思うなあ。いやどこまで事実通りなのかは知らないけどさー。
そしてやっぱりキムタクはキムタクだった(笑)なんもう何も言えねえ(笑)もうこれから木村くんを使うときは「現代物に限る」にしときましょうよ‥‥
そんな木村くんよりもはるかにカッコイイのはリキだよ。リキってばホントに二枚目顔だなあ!なんでクマに因縁付けられてたのか、わかるような気がするよ!(おいおい)
とにかく、南極まで行ってみんな気合はいってるのはわかるんだけど、今もう完全にそれに見合った話になってないのが残念ですよ。ああもったいない、このキャスト陣。そこを楽しむようにはなりたくないんだけどなあ。なんか文句言いながらも一応ながらで見るような気はする。犬たちが気になるよ犬が。
いいけど「もはや戦後ではない」って、こういうシチュエーションでも使う言葉だったの?モチベーション上げるための魔法の呪文?
 
あ、そういうや意外とみんな知らないみたいだから一応書いとくと、南極って塵のないクリーンな大陸だから、どんなに寒くても息が白くなることはないんだって。 *1 だから息が白くないのは南極ロケ、息が白いとこは北海道ロケ‥‥ってことかな(笑)

*1:東北電力 | 南極のこれフシギ!→http://bit.ly/eQ6B0d