東映 http://www.toei.co.jp/tv/fourze/ テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/fourze/
脚本：三条陸 監督：諸田敏
『月に来ちゃった‥‥こんな簡単に‥‥』
今週も普通に面白かった。そして 野座間ちゃんがライダー部のお仲間に。
そして最後、弦太朗だけならともかく野座間ちゃんも水落ち扱いとは‥‥諸たん監督は容赦無いなあ（笑）
まあ何となくそれっぽいストーリー展開でさらっと流されてて、ぱっと見あんま問題もないから突っ込むことでもないかなと思うけど、いくつか。
野座間ちゃんの「月に行きたい」は実際の「月」じゃなく「此処ではない何処か」だと思ってたんだけど、簡単にその月に行けちゃって実際の月は何もなかったから、むしろ、月＝ライダー部＝仲間ならそれでもいいやってことだよね。一応弦太朗とライダー部のことは最初からずっと見てたからそれはそれでいいんだけど。
というか、月なんて簡単に行けないから！（^_^;）月に行くことに憧れてる人たちに謝れ！って感じがしなくもないけど！（苦笑）
それよりも、結局「お前はそのままで変わらなくていい」ていう全肯定かってのがなー。なんだかなー。
てか全肯定なのはいいんだけど、その前提、野座間ちゃんが変わりたいと思ってた理由がよくわかりません。変わりたいと思ってたっけ？変わり者でもいいっていうならまた別だけど。
それでいうならライダー部の奴らもみんな別に変わりたいとか、今までの自分じゃいけないとかって思ってなかったよね。欠点を自覚したのはいいことだけど、自覚するってことは「変わった」ってことじゃないのかなあ？なんか矛盾してね？
野座間ちゃんもオカルト趣味ではそれなり仲間いたみたいじゃん、お母さんの話では。仲間が欲しかった孤独ちゃんなのか、律子のやり方が気に入らなかったのか、この話だとどっちかはっきりしないのもイマイチかなあ。結局野座間ちゃんがライダー部に入るありきの展開だからなあー。
その律子にしても、学校を燃やしたいっていうにはちょっと動機弱いよね。まあ他の子もフラれた腹いせとか、むしろリア充ならではの悩みだし、どちらにしても野座間ちゃんもその程度でいいならオタクと言いつつ相当ライトなオタクだし、なんとなくやっぱり仲間になるべくしてなったって感じだなーと。そして真の被害者の律子にはフォローなしかよ。結論は次回まわし？このままスルー？
弦太朗が野座間ちゃんのことを「わかる」って言ったのも、特に今までの描写で納得できる理由はないんだけど、まあもうそこはこういうキャラだからその言葉に説得がある、というより、後でこれこれこういうキャラだった‥‥ってことがわかって今までの言動が納得‥‥ってことなのか？本当にそうなるの？全然信用してないけど。
まあでも今回はエレキフォームチェンジのエフェクトが超カッコよかった（雷様の太鼓か？）のとファイヤーの必殺技がカッコよかったからいいや。
そして不安になるくらい大文字先輩が活躍しすぎ（笑）パワーダイザーがちゃんとアメフト風に動いてたのも良かった。今後ヘタレにならなきゃいいなｗ
野座間ちゃんはゴスメイク無しのほうがカワイイな。性格もノーメイクのほうが控えめな気がする。でも普通に考えて「変わりたいから蛹や繭が好きな、ちょっと変わった子」というキャラはともかく、学術的な興味以外で部屋に蛹やら繭やら昆虫やら飾ってあったら、実際はかなり引くな（^_^;）なんで絵を描くオタクにしなかったんだろう？
あと、気になるといえば、スイッチャーはゾディアーツ化したあと繭状態になるみたいだけど、それって今回の「変わる」っていうことと絡めると「人間以外の何かになる」ってことなのか、それとも神秘の宇宙パワーで「人類が次に進むライフステージ」を示すのかって話だと思ったんだけど違うのかなー？理事長の赤い目の男的にはそういう狙いがあるんだと思ったんだけど（それ故の学園設定＝社会の縮図的構図、セカイ系的な意味でも）、なんの布石っぽい布石も置かなかったよな。後々、いきなり前フリもなく「これが布石だったのか！」ってことあるんだろか？（笑）
なんか根本的なとこで納得できないんだよなあ。なんかやっぱり「W」以降の平成ライダー、子供向けはいいけどいろいろやり方として退化してるし、下手じゃね？
予告。
ああ、このタイミングで賢吾再びってことなのね。ユウキ編というか賢吾じゃね？しかしロッカーなくなったら入り口もなくなっちゃうの？それともどこでもドア的な感じ？
東映公式。水落ち、台本にないんだ−（笑）さすがやっぱり諸田監督、女の子にも容赦無いだけあるな。まあ寒い時期じゃないだけまだマシかｗ（ボウケンジャーの2話の水落ちの時は本当に気の毒だと思ったよ…ｗ）
