そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

聖なる怪物たち#1

http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
脚本:荒井修子 演出:藤田明二
 
向井りーのハングリー!ほどではないにしても、役作りが生かせるお仕事もらえるってのはいいよねえ>岡田将生
なんとなく複雑で入り組んでて、でもとりあえず岡田将生の司馬先生目線と、重要ポジションの加藤あい中谷美紀の美しき美人姉妹メインで話が展開してるから面白いような気がしたけど、よく考えると各キャラの心情やら設定やら思うところが全然よくわかんないなあ。よくわからないというか説得力まるでないよ。むしろ役者力でもってるって感じ?
春日井師長(中谷美紀)がなんで大事な妹の圭子の結婚式に出なかったのかとか、圭子の結婚相手の日向敏雄(長谷川博己)があんな立場なのに再婚で、しかも前妻も大手を振って出入りしててその息子が跡継ぎなのかさっぱり。敏雄さんのお母様(山本陽子)は随分剛毅だなあと思うけどさ(笑)あれでいならいいにしても、なんかよくわかんない。どういうことなの?
そして圭子が流産はともかく本人に了承なくそんな簡単に子宮取るかー?とか、そこまで敏雄さんとの子供を欲しいと思う気持ちとか、前妻が言うところの欲しいものは何もかも手に入れてきた人だからとか、なんか良いお家っぽい日向家はそれでオッケーなわけ?というかそういう圭子のキャラが分かんねー。別に姑に意地悪されてるってふうでもないし。(彼女は合理的に事実を言ってるだけだよな)
つかなんで敏雄さんは前妻と別れたの?圭子がデキ婚で既成事実作ったから?だったら圭子のほうが悪いんじゃね?ああいう立場の人が離婚して、しかも再婚の結婚式があんなに派手って、余程のことだよな。前妻も呼んでるし‥‥わからん‥‥
しかも圭子がいい暮らしするために、お姉さんの春日井師長にずっと犠牲を強いてることは何とも思ってないって、人格に問題ありすぎじゃね?ひょっとして頭おかしいの?お姉さんの方はそういうものだと思えばともかくさー。なんか良い話っぽくしてるけど、いい話じゃないよね?あとまあ司馬先生もエース候補とかいうわりにあまりにも何も出来なさ過ぎない?
というかまさかさ、冒頭の身元不明の妊婦が圭子のお友達の有馬三恵(鈴木杏)で、お姉さんの今回の話にわざとらしく絡めてきた代金踏み倒し患者みたいなことしようとしてるってこと?まさかいきなりそんなネタバレ的な展開じゃないよねえ、いくら何でももうちょっと捻りあるよね?(苦笑)
 
一応原作どんなんだろと思ってググってみたら、アマゾンレビューがクソミソに最低評価で笑った(^_^;)
ドラマは面白ければいいなーと思ってたけど、冷静になってみるとキャストしか見るとこなさそうな気がしてきたよ。
まああと原作者の河原れんが、いかにもな美人の自称マルチクリエーターでげんなり(笑)だいたい美人でマルチなこと(ギョーカイ的に)やってて小説とか書いてる人って、8割かた散臭いと思うよ!(オレ評価)
そして裏情報的に「イマイチ微妙ですよ…」という話も小耳に挟んだよ。メインで関わってる人でもそう思うんじゃあねえ‥‥岡田まー主演のドラマが最後まで完走できるように、荒井修子先生には頑張って欲しいと切に思うのココロよ‥‥