そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

平清盛#3「源平の御曹司」

http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/
脚本:藤本有紀 演出:渡辺一貴
 
今日はOPに渡辺一貴さんの名前があったんで素直にやたっと思いました!渡辺さん今年の大河はいるのねー゚+.(・∀・)゚+.゚ (龍馬伝の時に一番演出が好みだった←わかりやすいとこだと龍馬のお父さんが死ぬ話とか)
なんでも今年の大河はエロいという評判らしいですが(相方曰く)、そう聞いて今週から見始めた人はガッカリってくらい硬派な話だったよ。そしてやっぱりキッチリわかりやすく、暴れ者の高平太改め清盛が自分の不甲斐なさを知って身の程を知るという話でしたよ。甘えてるってことをイヤというほど思い知らされましたよ?そしてライバルも現れた!
しかし年号から見るに、松ケンの清盛14歳で玉木の義朝が5歳違いだから9歳ね‥‥ってあれで9歳かよ!えー?だよ(笑)
松ケンはさすがに一族環視の中で責められてるとこはメチャ子供な顔でしょんぼり orzしててさすがです。ちょっとキュンとした!
追放しちゃえば清盛の方は楽だろうけど、それは一族的には恥さらしなんじゃないかなあと思うし、それにやっぱり嫡男として育ててるわけだから、逆にそういう迷惑かけたと思いながら一族のためにちゃんとしなければいけないということのほうが清盛にとってはダメージでかいだろうし、責任も重くなるという忠盛さんの思惑もあるってこったろうな。
まあそもそも、白河院の胤だから平氏を背負って立つという特別扱いで育てる忠盛さんの気持ちはちょっとわかんないし、その辺は一族の中でも快く思ってるわけじゃないってのは弟の忠正(豊原功補)のいいようでもわかるし、正妻の子の家盛(大東駿介)がいるのにってのは当然だと思うし。
そういう一族の自分に対する認識をはっきり知って、しかも自分が継母だからと信用してなかった(しかもたぶんただの反抗期w)正妻の宗子さんが自分を庇ってるのとかみて、まあありがちだけど、自分が今まで無頼ができたのは一族が自分を特別扱いして守っていたからだということにやっと身を持って気がついた、やっと源氏の御曹司が言ってた甘ちゃんの意味がわかったという展開。清盛は相当凹んだ!(笑)
そして先にケンカ売ってきた義朝のことをいい気になっててスルーしたくせに、自分の価値があやふやになってきたら逆に勝負を挑み返して逆にスルーされて大騒ぎして、しかも結局負けて(そうは見えないけど9歳と14歳で9歳に負けたんだよなw)大泣き悔し泣きって無様すぎる。だがそこがいい!w
これって1〜2話で言ってた心の軸がぶれてる状態ってことだよね。心の軸がぶれてるから体の軸もぶれて、競べ馬でも負けちゃうんだよな。うん、絶対負けると思ってたけど。馬は敏感だからねえ。まあ子供だから落馬してもたぶん大人ほど痛手にはならないよね。大怪我しなくてよかったよかった。
そして9歳なのにいきなり年上にライバル宣言して、なぜと聞かれてずっと目標にしてたとかいきなり告白して負け犬呼ばわりして去っていくとか、義朝カッコよすぎる(笑)9歳なのに!(笑)
しかし見ためはどう見ても大人同士(笑)おまけに玉木のほうが年上じゃなかったっけ?無茶だなあ、大河w まあ言っちゃ何だが歳の差もあるだろうけど、それでも松ケンは子供に見えなくもないけど玉木は完全に大人にしか見えんよなあ(^_^;)顔立ち的に厳しすぎる。
とにかく清盛頑張れってことで。

んで白河法皇はいなくなったけど、璋子さんはなんかボンヤリしてるというか天然というか、困ったものだなあ(^_^;)あれは平安クオリティのモラルなんだろか?そっち方面はかなりユルかったんだっけ?美しいだけにもしかして白痴美?とかも思うけど、鳥羽天皇が狂気に走らなきゃいいねえ。だって三上だもんw
あとはまあ平氏の忠盛さんが重用されてるのはともかく、源為義さんが侮られてるのがどうしても1話目で頼朝がつぶやいてた「侮られていたのは源氏ではなく祖父の為義ではないかと‥‥」が頭に残りすぎてて、為義さんがやることなすこと、ダメスパイラルにしか思えないよ(笑)刷り込みオソロシスw
清盛は平氏ゴッドファーザーってことですが、王家の犬にはならず王家を守るという義朝のほうが(年下だけど)志は高いよなあ。9歳なのに偉いなあ。しかしどっちにしても犬だよな。餌もらってる野良犬か番犬かの違いだけでさ。
 
この頃から「御曹司」って言うのかーと思ったけど、源氏の御曹司は「九郎御曹司」っていうのね‥‥確かに苦労しそうだわーw>公式