そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

13歳のハローワーク#2

http://www.tv-asahi.co.jp/13sai/
脚本:大石哲也 演出:塚本連平
 
んんんー?
途中まではいい感じに面白かったんだけど、その結末はどうよ?なんでそんなアバウトに終わる?
もっと村山くんの変化を劇的に描けばカタルシスもあるだろうに、あえて回避してんの?その割にリアリティがイマイチなのは、22年経っても「緩まないナット」が実用化されてないって話で、それはなんつかネタとして微妙だと思うんだけど‥‥
だって緩まないナットって実用化されてるよねえ。(新幹線もジャンボジェットも大丈夫!町工場で生まれた「ゆるまないネジ」 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5728)というか、オレもここ十数年の発明だと思ってたけど調べたら随分前からありましたよ‥‥なんでこのネタにしたの?
まあそのネタ部分をおいといたとしても、鉄平の当たり万馬券はどうなったんだとか、一旦閉鎖された町工場がどうやって再開したのかとかいろいろ微妙なとこもあり、ドラマ自体はちょっとまだわかんないなあ。
展開自体はたぶん毎回テッペイ(子供のほう)が興味を持った仕事に関して大人鉄平がダメ出しをしていくって感じみたいだけど、鉄平が若干お馬鹿だから根拠がイマイチ‥‥(^_^;)子供テッペイの村山くんちでのはしゃぎっぷりはカワイかったけどなw
つか、今回もてっきりあの塾の社長(風吹ジュン)に融資を貸しにされて、借金がどんどん膨らんでいくっていう奴隷展開wかと思ってたのになあ(笑)
もうちょっと工場の話、旋盤作業大好き少女千里ちゃんと村山くんの関係をやってくれたらと思わなくもないけど、22年が微妙な時間なのかなあ。20年以上経ってぜんざいが食べたいって言われても‥‥みたいな?このドラマがリアルタイム時間改変設定だからにしても、ねぇ‥‥
しかし若い時の高野(横山裕の方)と大人鉄平のコンビはちょっとイイ感じ(笑)
そういやこれの脚本の大石さんって「ドン★キホーテ」の人だよな。こういう微妙な男同士のコンビは妙にいいね(笑)もうちょっとアレでもいいくらいだけどw
今回、高野が意外な高学歴エリートだとわかったけど、あれはバブル期にいた典型的モラトリアム人間だよな。確かに2012年現在のあのポジションにいるためには東大法学部卒で何でもソツなく出来るスーパー器用貧乏人間ってのはありかも。つか鉄平じゃどうやっても無理だろw 今から頑張って東大に入れるかって話だよなーw
それはともかく真野翔子(桐谷美玲)もバブルな頃にいがちなタイプだけど、彼女、2012年にどうなってんだろ。高野の奥さんならそれはそれでおかしいけど?押し入れで居候はちょっとおかしいw
いいけど桐谷美玲のファッションはバブルっぽくしてるけどバブルじゃないよな。マントもショーパンもサイハイブーツも流行ってないっつかなかったもんな。やっぱりまんまボディコンミニスカのバブルファッションは微妙すぎるかw ディテールは金ボタンとかバブルっぽくしてるけど、全体には上手いアレンジだよなー。
でもって村山くんのお父さんが神尾佑で、千里ちゃんがベムでユイちゃんだった杉浦咲ちゃんか。なんか見覚えがと思ったよw