そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

家族八景 Nanase,Telepathy Girl's Ballad #1「無風地帯」

http://kazokuhakkei.jp/ http://www.mbs.jp/kazokuhakkei/
脚本:佐藤二朗 演出:堤幸彦
 
そういやこれ、監督、堤幸彦だっけw
ざっくりと原作通りな気がするよ?木南晴夏の七瀬が思ったより黒い感じで、CMの間に思わず原作確認しちゃったよ(笑)
ものすごい何もかもヘンテコだけど、ちゃんと小説の雰囲気をとらえてるよね。文章である小説を映像化したらこうなったっていう意味で、堤監督正解!って感じ?こういうネタの時は堤ってハズさないよなあ(笑)これはとりあえず好きだなw
原作はNHKで「七瀬ふたたび」やったときにに全部読み返した気がするけど、「家族八景」だけまた読み返しとこう。予告見ると順番違うみたいだし。どっちかというと七瀬〜より家族〜の方が好きだし。
深夜のわりにキャストも豪華、まあむしろこれやるなら出たいって人いそうだよね。
西岡徳馬はともかく水崎綾女木村了だし、奥様の葉山レイコはよく知らなかったけど、まさにハマってるよなあw
水崎綾女いい感じだし(この人下品な馬鹿女の感じ上手いよなw←ホメてる)、木村了が相変わらず上手すぎて笑ったよw 何とも言えない気持ち悪さがピッタリすぎる(笑)家族のキャスティングがバッチリすぎる。
とにかく木南晴夏の黒さが原作以上というか、原作の七瀬はこういう方向の黒さじゃないから、これは堤テイストの黒さだよな。いいねえ〜w
んでCMの間に原作ざっくり見返したけど、最後の咲子(奥様ね)には突っ込まなくていいのかなあ。あれがあるのとないのじゃかなりオチのテイストとして違うと思うんだけどなあ。テレパスかどうかということより、虚無的な家族ごっこの中の妻としての有り様というか、忍耐の成れの果てのコワい意味での気持ち悪さというか、それが意識的かどうかで話として嫌な気持ちで終わるかどうか、七瀬の「どうぞいつまでも〜続けてください」のセリフの意味の感じって違うと思うんだけど。
まあそこはドラマ自体がどういうつもりかわかんないからまたでいいかな。でもちょっと突っ込んで欲しかったかも。そこまでの描写もあって、あれじゃ七瀬がただの嫌味な腹黒いひねくれた人だけどなあ?(^_^;)「破壊したほうがましだ」がすごくやな感じだし。(いい意味でw)
七瀬の格好はカワイイな。木南晴夏はこういう可愛くないんだか可愛いんだかわからない絶妙さが最高だなw
あと家族の心の声も木南晴夏なのね。テロップの「(心の声)」ってそういうことね。って、脚本の佐藤二朗ってあの佐藤二朗か!Σ(゜□゜) ホトケ!