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脚本：橋本裕志 演出：土井裕泰 原作：山崎豊子
ほとんどずっと弓成さんと三木事務官が出頭するのしないの一体誰の責任だという話だった気がする。楽しいかと言われたらそんなに楽しいわけじゃないんだけど、まあ話はわかるからつまらなくもないってことか？
佐橋首相が弓成を逮捕したいと思ってんだから、何がどうあっても逮捕されるよなあ‥‥としか言いようがないけどさ。三木事務官はそもそも間違いなく国家公務員法に違反してるし。というか辞職回避はできんもんだったのか。全部明らかにしないといかんかったのか？逃げようなかったんすかね。
そうすっと一番やっちまったはずの横溝議員（亀治郎）は何もなくていいのかよっていう。事実って時として納得いかんよなー。
弓成さんが悪く無いってことはないんだけど、問題の焦点がそっちにいっちゃって沖縄問題の密約がうやむやになるのはどうか？って話しってことでいいのかなあ。というか、キャスティング的に北大路欣也を配されてると、彼の言い分が正しいようにしか思えないじゃないか。モデルの佐藤総理ってさすがに記憶ないんだけど、大平さんや福田、田中角栄より正しかったのかなあ？要はそういうことじゃね？違う？
でも沖縄密約は実際あったし、違法だったんだよね？
でもって弓成さんの問題はジャーナリストとしての手段の行使内容の問題で、そもそも密約がバレると倒閣の恐れがあるから違法性を盾にとって弓成さんを潰しちまおうっていう腹なのが佐橋総理っていう話なんだよね？とりあえず誰にも大義はないんだけど、このドラマとしてはどこに行くの？密約を隠して新聞記者を生贄にした当時の内閣ひどーいっていう暴露話か？
まあどうでもいいけど、三木事務官は、なにか全然得にはなってないよなあ？途中で気がつけよ‥‥
先週言ったけども一回言っとく。大森南朋がナベツネさんです。こんなとこで運命変わっちゃうんだねえ。人間上手いこと権力者に取り入ったほうが勝ちなのか（ ´Д｀）
